Juliet,Naked

 

2018年 アメリカ・イギリス映画

 

【監督】ジェシー・ベレッツ

【出演】ローズ・バーン

     イーサン・ホーク

     クリス・オダウド

     アジー・ロバートソン

 

【ストーリー】

 イギリスの港町サンドクリフ。博物館で働く30代後半の女性アニーは、長年一緒に暮らす腐れ縁の恋人ダンカンと平穏な毎日を送っていた。そんなある日、彼女のもとに1通のメールが届く。送り主はダンカンが心酔するミュージシャンで、90年代に表舞台から姿を消した伝説のロックスター、タッカー・クロウだった。(映画.comより)

 

【コメント】(ネタバレあり!)

 「アバウト・ア・ボーイ」などの作家ニック・ホーンビィの同名小説の実写化だそうです。イギリスの港町を舞台にしたほんわかした映画。こういうの大好き。何が面白いって恋人が心酔するミュージシャンにアンチコメント送ったら、それに共感したミュージシャン本人が彼女にメールを送って、そこから交流が始まること。自分は全く興味ないけど、恋人にとっては神のような存在。もちろん隠して交流するんだけど、なんだか楽しい。そしてこのタッカー・クロウが女性遍歴すごすぎて、元妻や子供がたくさん。でも悪い人ではないってところがなんだか応援したくなるんですよねー。自分が子どものようだからか子どもにもそこそこ好かれてるというか嫌われてはないみたいだし…。コメントに有名人本人からコメントあったらなんて今のSNSの世の中では夢のような出来事ですよね。でも私もまったく興味ない人だったらすごく普通にやりとりできるんだろうなとも思いました。

 最近イーサンの作品よく見るけど、若い頃より味があっていいなあと思います。

 アニー役のローズ・バーンは「ピーター・ラビット」とかに出てる女優さん。イギリスの女優さんかと思ってたけど、オーストラリア出身のようですね。イーサンとのコンビがとっても素敵でした。ロンドンのような都会じゃなくて港町が舞台っていうのもいいです。

ホッとして心温まる作品でした。