ちえさん(柚希さん)退団後初めての観劇へ。
やっぱり男役の方の退団後のミュージカルやお芝居って観るの勇気いるんですよね。
なかなか観に行けませんでした。
というかみっちゃんで忙しかったんだけど。
ビリー・エリオットは映画「リトル・ダンサー」のミュージカル版ってことで
どうしても観たかったのです。
これ、ちえさん目当てではあったけど
本当はダブルキャストの島田歌穂さんの方も観たかったなあ。
あとやっぱり子役の子が大活躍というか主演だし、
子役の皆さんの芸達者ぶりに驚かされます。
本当に大人向けでこんなに本格的に踊って歌って子役が主役でミュージカルするって
すごい大変だろうなあと思いました。
物語知らない方もいると思いますが
時は1984年、サッチャー首相の時代、
炭鉱ストライキに揺れるイギリス北部の街で一人の少年がたまたまバレエと出会い、
その才能を見出され、この田舎町から出てダンサーのオーディションに出て合格するまでを描いてます。
映画ではその後の成功も描かれてましたが残念ながらそれはありませんでした。
でも途中空想シーンで少年ビリーが空中を舞うところとか
成人ビリーと一緒に踊る場面もあって嬉しかったです。
大貫勇輔さんでしたけど素敵でした~。
周りの男たちは炭鉱で働いているそんな田舎町で
男がバレエなんてナンセンスっていう大人たちを
先生が説得したり、
炭鉱のストとかでかなりヤバい状況の中で
ビリーも夢をあきらめかけたり、
でも最後は彼の才能をみんなが認めてみんなで応援して送り出します。
ちえさん演じるバレエの先生がめちゃくちゃかっこよくって
田舎のしがないバレエ教師だけど彼のために精一杯愛情を注ぐのが感動的。
私が観た公演はビリー役は加藤航世くんでしたけど歌もダンスもとっても安定して上手でした!
ダンスってひとことで言っても
バレエやタップダンスや色々あるから本当にすごいなと思いましたよ。
とにかく愛と友情と夢と若者たちのエネルギーに満ち溢れた素晴らしいミュージカルでした。
音楽はエルトン・ジョンです。
あっ、最後にちえさんが驚きの衣装で登場で「おおっ!」って驚いたんですが、
元男役だと知らない人には普通なのでしょうか。
この公演観たら映画の方もまた観たくなりました。