DIVERGENT
2014年 アメリカ映画
【監督】ニール・ヴァ―ガ―
【出演】シェイリーン・ウッドリー
テオ・ジェームズ
アシュレイ・ジャッド
ジェイ・コートニー
レイ・スティーヴンソン
ゾーイ・クラヴィッツ
マイルズ・テラー
トニー・ゴールドウィン
アンセル・エルゴート
マギー・Q
ケイト・ウィンスレット
【ストーリー】
世界が崩壊してから100年後の未来。復興を果たした人類は、16歳で受ける選択の儀式によって人々を軍・警
察にあたるドーントレス、政権を運営するアブネゲーション、教育・研究を担うエリュダイトといった五つの共同体
に振り分け、そこで人生を全うすることを強制していた。16歳になったトリス(シェイリーン・ウッドリー)も選択の儀
式を迎えるが、どの共同体にも適さない異端者(ダイバージェント)と判断されてしまう。異端者は政府に抹殺さ
れるのを知った彼女は、うそをついてドーントレスへと所属する。(シネマトゥデイより)
【コメント】
人気小説の実写化ってことで、その時代背景も未来だし、ハンガーゲームみたいな雰囲気でした。
博学・無欲・勇敢・高潔・平和といった共同体にたった一度の性格診断テストの結果で一生を振り分けられてしま
い、異端者は抹殺されるとか恐ろしすぎます。その共同体ごとに服装の色も決まってたり、脱落したら無派閥と
か。なんだそれ?って感じ。
初めはどんな感じなのか不安だったけど、だんだん面白くなってきて予想外に楽しめました。
トリスが志願して訓練を積む【勇敢】の基地が殺風景で暗いし、訓練内容も相当ハードなので観てて疲れるかと
思ったら、トリスがどんどん頭角を現して成績が上がっていくんのが面白いんですよね。それにトップクラスの戦
士であり教官のフォーが彼女の資質に目をつけ助けていくので、彼女と彼の関係も含め、彼女が戦士としてたく
ましく育って行く成長過程を見れるわけです。そして【博学】の陰謀から人々を守るため戦う姿はめちゃくちゃかっ
こいいです。
若手の俳優陣の競演がすごくってそれだけでも観る価値あり。
トリス役のシェイリーン・ウッドリーはこれからの活躍期待大の女優さんのようです。どことなくケイト・ウィンスレッ
トに似てるような気がしたのは私だけ?
フォー役のテオ・ジェームズめちゃくちゃかっこよくってもろ私好みなんですが。「ダウントン・アビー」にも出てた
とか。どの役だったのかなー。「恋のロンドン狂騒曲」にも出てたとか。いやーん、どこどこー?彼観るためにもう
1回観たいと思ってしまうほど。
フォーと同じく教官のエリック役はジェイ・コートニー。「ダイ・ハード/ラスト・デイ」ではブルース・ウィルス演じる
マクレーンの息子でしたけど、今回はかなり冷徹で見かけもちょっと怖い感じ。役者ですねー。
トリスのお兄さん役のアンセル・エルゴードもこれから要注目のようです。
ケイト・ウィンスレットは結構文芸作品イメージがあってSFとかあまり出てないんじゃないかな。悪役新鮮!
絶対続編あるはずなのでどんな展開になるのか楽しみです。