続きです。


やすさん、ご飯は誰かにとられるという

妄想にとらわれているので、


まずご飯におかずを全部乗せる。

こぼれようがのせる。

とりあえず全部、持ってるご飯茶碗に入れて確保。


ちなみにご飯。

漢方薬がふりかけられています(汗)

癇癪を抑える漢方薬ですが、

薬を飲まないのでふりかけてみたところ、

何事もなく食べてます。

食えれば味はいいのか?(ーー;)


そして食べる体制は横を向き、

茶碗を隠すようにして食べます。


でも。


テーブルの上は常に監視していて、

隙あらば父や母のおかずをガッ!!!ととります。


ええーーー!!

そのしょぼしょぼした目でどこ見てんの?っていう

すばやさです。


でもおとなしく食べてる時は

父も母も手がかからないので

とっても優しくて、おかずをわけてあげたりします。


両親・・・尊敬します;;


それでもやっぱりこぼすやすさん。

最近は飼っているネコの1匹をやすさんの下に配置させ、

落ちてくる米粒達を食べてもらっています(笑)


よく食べるんだな、このネコちん。


次はやっとコイが監視いたします。

(つづく)



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実家の造りが悪いんですよっ

こんばんは、コイです。


今日は両親に頼まれてやすさんを監視してきました。

(母は仕事で、父が急に出かけなければならない)


その感想が一番上の文章です。


実家は築60年以上です。

昔はのぶさんが養蚕をしていました。

で、使わない部分を削ったりしたのですが、

とりあえず入り口が3箇所。

外に出られる窓が壁一面、

(耐震的にだいぶヤバイ)

極めつけはトイレは外(汗)

もう靴がいくつあっても足りません~。


そんな訳でやすさん監視開始。


といっても、今朝4時まで騒いで起きていたやすさん。

父親が出かけている間、

ずっと寝てました^^;

することなし。(爆)


結局、昼過ぎに父が帰宅して、

このままだとまた夜寝ないので起こして

ご飯をたべさせることに。


父「ばーさん、起きろし~」

やすさん「あ~?○#ж?」

(入れ歯をもうしていないんです。)


父「起きてご飯食べろし」

やすさん「まだ暗いから寝るだ」

(なぜならカーテンしまってるから)


父「ご飯食べろし、ほら」

やすさん「????」


こんな感じでしばらく起こして

まずはポータブルトイレへ行かせようとするのですが、

面倒な事だけまだ記憶が残ってるやすさん。


外のトイレへ行く!とわがまま・・・

父に雨が降ってるとか

外で転ぶからここ(ポータブル)でしろとか

言われても聞く耳もたず、

キッチンへ行こうとせがむ。


そしてズボンを下げると


やすさん

「いたい~いたいいたい」

「あいたたた、何するで!!!」

「あきゃ~~~!!!(叫び)」

「やめてください~やめてください~」


父マジギレ(怒)


結局、大半はオムツにおしっこしていたのですが、

何とかおしっこを出すやすさん。


ズボンをはいてご飯・・・なのに、

ズボンをはかずにキッチンのドアを開けろと叫び、

また痛いだの、やめて~!だのと叫び、

暴れておしっこが床に点々と・・・

父激怒・・・。


コイ、フォローに入る隙きなし・・・


(つづく)



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胃腸炎になったやすさん。


家族を重症化させ、本人は軽症(笑)

しかし、認知症は重症へ・・・


ある晩、深夜1時ころ。

我が家へ一本の電話が・・・


寝ていた父親がでてみると、

やすさんの実家でもある隣の家から。


『やすさんが来てる』


・・・。


話を聞くと、

隣の家の(コイのまたいとこに当たる人)人が

遅くまで仕事で深夜1時前に帰宅したところ、

庭に人影がっ!!!

(さぞかし焦っただろう^^;)


・・・やすさんがボケーっとつったってたそうです。



●やすさん94歳、認知症●~孫が書く認知症祖母のお話~

(何年かぶりにイラスト描いてみたけど、

 描くソフトかわっただけで技術の向上は見られません;;)


ちょっとあせったそうですが、

家にとりあえず入れて、その家の母親を起こし、

うちに電話をさせたそうです。


しかしこの行動がまずかった。


コタツをいれてもらったやすさん。

帰宅拒否!


父と母が迎えに行ったら、やすさんは

「今日はここで寝るからお前達は帰れ」

「怖い怖い、この人たちは私をいじめる」

などわがまま放題。


一旦キレてる父は外へ、

母が優しく接して帰ろうと促すも拒否。

30分後、外で待機してた父が寒さに負けて戻る。


そこでようやく、その家の人が言った

父の名前に反応して落ち着きを取り戻し、

父におんぶされてやすさんは帰宅したのでした。


やすさんはそしてぐっすり就寝。

父と母は眠気がさめてしまい眠れず

睡眠不足のまま朝を迎えるのでした。


それにしても暗い夜道、

(田舎なので明かりもそんなになくて暗い)

隣の家まで行ったよなぁ・・・


さすが、健康体のやすさんなのでした。


***


ちなみに後日、隣の家の人に

うちのおばあちゃん (のぶさんの姉)は

 汚い言葉を使わなかったけど、

 やすさんはひどいねー』

と、言われたそうです。


・・・いやいや、コイは散々汚い言葉を

言われましたけど?(笑)


おしまい


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