昨日は、公民館のバス旅行の日。

というより、大人のバス遠足と言った方が

より当たっているかも?


昨年は「加賀市大聖寺探訪と

山中座貸切公演」という近場だったが、

今年は「熊川宿・敦賀名所巡り」で

お隣の福井県まで足を伸ばすことに

なった事に加えて

バス料金の値上げなどもあって

参加費の方も5千円から8千円にアップ。

これが影響したのか、

参加者は定員60名のところに

34名にとどまってしまった。

しかも、参加者の平均年齢が75歳?


集合時間の6時50分には全員揃い、

予定の7時より10分早く出発。

北陸道尼御前SAでトイレ休憩の後

舞鶴若狭道を経由して

一路、若狭鯖街道熊川宿へ。


途中の三方五湖PAで見かけた

ルンバ型の芝刈り機に皆んなで注目。


重伝建の熊川宿では、

ボランティアガイドさんの説明を聞きながら

下ノ町から中ノ町、上ノ町まで

1.1キロをゆっくりと見て歩いた。


熊川宿は京都まで続くという

かっての鯖街道沿いの宿場町。

ただし、鯖街道といわれる旧街道は、

他にも2,3ヶ所あるらしい。

街道沿いの用水もまた風情がある。




「ふくいの伝統的民家」に指定された

立派な造りの古民家。




かっての役場だった建物を再利用した

「宿場館」で見学&休憩。

炎天下を歩いて少々バテ気味だったが、

館内のクーラーに大いに救われた。



昼食場所は、五木ひろしの出身地になる

美浜町の若狭湾沿いにある

「若狭海遊バザール千鳥苑」。

穏やかな海を眺めながら、

地ビールと地酒をいただき、

海の幸メインの料理に舌鼓を打つ。


昼食後は、敦賀方面まで戻って

先ずは、越前国一ノ宮の「氣比神宮」へ。

大鳥居は、春日大社・厳島神社と並ぶ

日本三大木造鳥居の一つで国の重要文化財。

主柱間7.45m、高さ10.93mと大規模。

さすがに本殿も立派な造り。


次に訪れたのは「敦賀ムゼウム」

ちなみにムゼウムとは、

ポーランド語で資料館のことだそうだ。

この建物が金沢市の国立工芸館に

似ているような気が?


これが、金沢市にある「国立工芸館」


国際港として発展した敦賀港は、

1920年代にロシア革命の動乱により

シベリアで家族を失ったポーランド孤児が、

1940年代には杉原千畝氏の発給した

「命のビザ」を携えたユダヤ難民が

上陸した日本で唯一の港であり、

当時のまちのひとたちが彼らを

温かく迎え入れた「人道の港」としての

歴史があります。(HPから引用)


波瀾児童の「波瀾」とは、
「ポーランド」国名の漢字表記。


かっての日本通過ビザを複製したもの。


その後すぐ近くの「赤レンガ倉庫」へ移動。



レンガ倉庫の建物自体も興味深かったが、

倉庫内のフロア全体に広がっている

明治後期から昭和初期にかけての

敦賀のまちなみを再現したという

巨大なジオラマに圧倒されてしまった。



先程、見学して来た氣比神宮も

忠実に再現されている。


田舎道を走るボンネットバスが

古き良き昭和を思い起こさせる。


敦賀赤レンガ倉庫の見学を終えた後

順調に帰途に着く。


復路では、定番の南条SAで

最後のお土産購入とトイレタイム。

ここで、児童館と我が家へのお土産にと

孫娘から強く依頼されていた

イチゴ味の羽二重餅を大量購入。


そして、ほぼ予定どおりの17時半過ぎに

解散場所の天神橋詰へ到着し、

今日の公民館バス旅行を安全に楽しく

サポートしてくれた運転手さんと

ガイドさんに感謝しながら解散とする。


そんなこんなで

昨日は、ひがな一日の

楽しいバス旅行だったが、

スマホの歩数計を確認したところ

1万1千歩と表示されていて、

ここ最近では最高の歩数になるので、

本日は、休養日にしようかと思っている

今日この頃です。