本日は昨日の珍道中の③以降の続編です。

94(珍道中行程

「ヒスイ海岸で翡翠探し」

往路 自宅4時発〜国道8号線〜

   ヒスイ海岸到着(宮崎〜市振)

   ①翡翠探し(2時間)

復路 ヒスイ海岸〜R8経由〜

   ②魚津市埋没林博物館

    (魚津市釈迦堂814)

             東山円筒分水槽

     貝田新円筒分水槽

    ⑤北山城跡(別名金山城)

    ⑥かたかごの湯(高岡市内)で入浴

    ⑦砺波イオンのラウンジでコーヒー

    ⑧餃子の王将で反省会


魚津埋没林博物館で特別展を見た後

少し山手の方へ向かって走行し、

やって来たのは、「東山円筒分水槽」

15年ほど前に一度訪れたことがあるが、

その時には、あまり関心がなく

写真も撮っていなかったので、

今回改めて訪れてみた。

15年前と比べると

周辺が整備されていて観光地化しており

コミュニティバスの停留所まである。

しかも、自転車ラックが2基もあって

自転車乗りの自分には、

これが真っ先に目に入って来た。

たぶん先程の「ヒスイテラス」とともに

コチラもサイクリングコースに

設定されているのだろう。

そういえば、ここまでの道すがら

道路端にブルーラインが続いていた。


先ずは、2種類の説明看板を眺めて

予備知識を得る。



上部から全体を眺められるのがうれしい。

分水槽の後方には、刈り入れ間近の

田が連綿と連なっていて

この分水槽によって東山地区の

三つの用水に公平に水が分配され、

近隣の稲作が成り立っていることは、

自分のような素人目にも想像に難くない。







当然だろうが、

国の登録有形文化財(建造物)に

登録されている。

平成25年度うるおい環境とやま賞の

「水の賞」も受賞している。


次に、東山円筒分水槽から

1kmほど離れた貝田新地区にある

もう一つの円筒分水槽へも行ってみた。

こちらの方は、

建設年代的には東山円筒分水槽より

古い感じだが、

説明看板などは何もなく、

我々のようなヒマ友同士で

珍道中を好む者しか訪れることも

ないのだろうと納得した次第。





そして珍道中の最後に向かったのは、

当初の行程には入っていない北山城跡。

魚津市街地南西側の標高300mの

丘陵地に築かれた山城で市の指定史跡。

とはいっても、まったくマイナーな

城跡であるにもかかわらず

ここへ来てみたのは、

先の東山円筒分水槽で、

魚津地区の観光案内板を見ていて

看板の最上部にある

北山(金山)城跡を目にしたからなのです。

金山という名称は、近くの松倉金山とも

関連があるのかもしれない?

ということで、北山鉱泉を通過した先の

空き地?にデポして、

山道を700m歩いて先で

ようやく本丸跡へ到着。

あいにく説明看板を眺めてみても

松倉金山はどこにも記載されていないが、

北山城の西側には松倉城があり、

近くには、「金山谷」という集落も

存在することから

この辺りにも松倉金山絡みの

金鉱山があったことが想定される?

本丸跡からは、

魚津市街地と日本海までも一望出来、

その景観は抜群だった。



最後に、ドングリの実を拾って眺めて

かすかな秋の気配を感じた良き日、

いや佳き日だったかもしれない。


この後、高岡市内の「かたかごの湯」で

入浴して汗を洗い流す。

その後は、定番で砺波イオンへ立ち寄り

ラウンジで野菜ジュースを飲みながら

今回の珍道中で撮り溜めた画像の編集。

そしてオーラスは、

やはりお決まりの

餃子の王将杜の里店で反省会と

次回の珍道中の行程を協議?する。


その結果、次回の珍道中は、

先日のNHKBSで放映された

吉田類の「にっぽん百低山」の

医王山コースを忠実に辿ってみる

ということに決定したという次第。


そんなこんなで
4回目となる今回のヒスイ探しでも
本命にありつけること叶わず、
K氏に至っては、
キツネ石という白色と緑の美しい子狐に
騙されるという見事なオチまで付いて
やはり今回も珍道中となってしまったかと
笑えない総括をしている今日この頃です。