本日は、ヒマ友K氏との珍道中シリーズ。

ということで、昨日半日?考えた挙句

福井県永平寺町松岡地区を探訪するべく

K氏へ提案の結果、同意を得る。


毎度のことながら、

K氏の車に同乗して11時スタートで

山側環状線〜加賀産業道路〜山中温泉

〜大内峠〜竹田〜永平寺松岡地区の

コースを走行。

山中温泉を過ぎて栢野地区で

国の天然記念物の「栢野の大杉」を

見学していく。

樹齢2300年、

樹高54m、根元周11mの巨木。



国道364号線沿いにある「簾滝」に

立ち寄り。

落差15mほどの直瀑で、

確かに御簾(みす) のように見えなくもない。



次も364号線沿いに位置する

国史跡の「六呂瀬山古墳群」。

古墳群の中の1号墳は、全長140mの

北陸地方最大の前方後円墳だそうだ。

少し歩いてみたが、1号墳に辿り着くことは

出来なかった。


松岡地区に入ってからは、

えちぜん鉄道勝山永平寺線の中で

国登録有形文化財に登録されている

3ヶ所の駅舎を見て回ります。

最初に訪れたのは「松岡駅」。




次の駅は「志比堺駅」ですが、

少し高台にあるので階段でアプローチ。

結構な急階段なのでご老体?にはキツイ。



ちょうど通過した電車は、

車体に恐竜の絵が施されている恐竜列車。



最後の駅は「永平寺口駅」です。

こちらは、国の登録有形文化財に

登録されている方の旧駅舎。

現在、地域交流館として活用されている。


現駅舎もなかなか趣がある。


永平寺口駅のすぐ近くにある

旧京都電燈古市変電所も同じく

国の登録有形文化財です。






3ヶ所の駅舎を回った後は、

再び松岡地区に戻って

「黒龍酒造」の店舗兼主屋も

国登録有形文化財に登録されている。






黒龍酒造の50m先にある

曹洞宗の「清涼山天龍寺」にも立ち寄り。

1653年に初代松岡藩主松平昌勝が開山。

松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中で

訪れた寺院としても有名。


境内には芭蕉の句碑もありました。

「物書きて 扇引きさく 余波かな」


「青紅葉 赤紅葉との コラボかな」

これは芭蕉作ではなく自分の駄作。


本日の珍道中の最後に立ち寄ったのは

松岡公園の手前にある春日山古墳。

古墳の規模は、

直径20m程度の円墳に過ぎないが

横穴式石室とともに諸々の副葬品も

出土しており、

復元された石室を見ることが出来るのが

非常に興味深い。



ということで

都合5件の国登録有形文化財と

2ヶ所の古墳を探訪して

本日のヒマ友K氏との珍道中は

無事完結と相成りました。


帰路は、勝山から国道157号線に入り

谷峠から白峰を経由して

日帰り温泉の「大門温泉センター」で

ゆったりと疲れをいやす。


最後に定番の「餃子の王将」で

本日の珍道中の反省会と

次回の珍道中の打合せをしたところです。


そんなこんなで

今回も当初の目的の手繰ヶ城山古墳へは

たどり着くことが出来ず、

六呂瀬古墳群でも1号墳に到達する前に

撤退するという珍道中になってしまったが、

登録有形文化財を5件も見ることが

出来ただけでも良しとしておこうかと

思っている今日この頃です。