本日は、朝から久しぶりの
ポタリング日和りだが、
敢えて、予定していた
続々逆立ち狛犬探し
先送りすることに。

ということで今回は、
毎日サンデー仲間のK氏を誘って
高岡市内を散策することにしました。
ポタリング(自転車散歩)ではなく、
正真正銘のゆるゆる散歩です。

市が選定した幾つかの散策コースから
川原地区コース3.5kmを歩くことにします。

このコースは、
千保川のほとり、
時の流れを感じる町と
新しい街の散策コース
との注釈が付いています。

薬のアオキさんに駐車させてもらって
やおら歩き方始めでスタートです。
歩き始めてすぐに歩道上の笹の鉄蓋が
目に入りました。
なぜ笹なのかは、定かではありません。

歩道脇にはそれに合わせるように
本物の笹の植栽がありました。

重伝建の金屋地区の近くを通過します。
ここは、後からゆっくり見て回ろう。

金屋町公民館の屋根の上の洒落た
鐘が目に入りました。

千保川に架かる鳳鳴橋を渡ります。
橋の名前の由来の説明板。


橋の中央部には、橋に関連の鳳凰がいます。

千保川を眺めるの図。

程なくして
最初の目的地の恵比須塔を発見。
恵比寿ではなく、恵比須になっているのは
何か意味があるのだろうか?
大正11年に街燈設備として
設置されたもので、灯台の役目も
あったらしく、現在では貴重な
歴史資産とされている。



次に見たのは、高岡魚市場創立の立役者
とされる長崎市右衛門の石碑。

その次に目に入ってきたのは、
川巴原諏訪(かわらすわ)神社
この辺りは、昔は一大川原であったらしく
神社の名前の由来になったとのこと。


名残りの黄葉。
ほとんど散り染め状態。

この辺りは、かのような小さな
地蔵堂を町ごとで祀っているようだ。


鐘楼を兼ねた山門が立派な専称寺

古い町家も良い状態で残っています。

対照的にモダンな川原公民館

古いかなり老朽化した建物だが、
屋根の頂点の飾りが何とも目を惹く。

明治時代の古色に満ちたレンガ壁が残る
日清紡跡地
映画のロケにも使われたらしい。


神保橋から上流を眺めるの図。

またまた神社がありました。
村社 神明社とあります。

狛犬もしっかり見張っています。

完全に落葉してしまったイチョウの図。

その散ったイチョウの葉が
屋根に降り積もっているの図。

今度の橋は、内免(ないめん)橋

橋の袂には
与謝野晶子、寛(鉄幹)夫妻の句碑が。


川原町を一回りして金屋町
戻ってきました。

2012年に
重要伝統的建造物群保存地区
指定された地区なので、
時間をかけて見て回りました。

金屋町は高岡鋳物発祥の地として
大いに栄えたらしく往時を忍ぶ
格子造りの家々が軒を並べています。
500mにわたって続く石畳みの道と
家並みが良く調和しており
昔懐かしい風情が感じられます。





古いポストも街並みにマッチしている。






そろそろ金屋町を後にします。

本日のゆるゆる散歩は
わずか4kmの行程でしたが
見所が多くあって
十分満足できるものでした。

帰る途中で
久しぶりに福光町のぬくもりの郷
立ち寄り
露天風呂につかりました。
これまた至福のひと時となりました。

県境近くで眺めた晩秋の図。


金沢井波線で石川県側へ入ったところで
日没を迎えました。

夕陽と横一文字状の雲が面白いの図。


徐々に不気味な感じに見えて来ました。

いよいよ、サンセットの図。

美しいけれどますます不気味さも。

本日は、ゆるゆる散歩から始まり
重伝建地区をゆっくり堪能し、
はたまた、
露天風呂でゆるゆるな心地になり、
最後には美しくもあり、
不気味さも感じられる夕陽を眺めて
実に中身の濃い一日の
締めくくりとなりました。

最後まで運転してくれたK氏には、
何時もながら有り難うございます。

そんなこんなで、持つべき者は
友なりと改めて感謝している
今日この頃です。

最後に、この次のブログネタは
絶対にポタリングにしようと
肝に銘じている
本日再度の
今日この頃でもあります。