芝居後、その2、水島裕子さん! | yasuroのブログ

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2月8日~12日 劇団 染地組 舞台やるゾ!


yasuroのブログ-陪審院長
ひよっとしたら、私は、大変な誤解を水島さんにしていたのかもしれない、、、終演後のアフタートークでも、私は、彼女を天然だ、未だアイドル気分が残っているのでは、などと述べたが、あれからよーく考えました。

彼女は、稽古の後の休憩時間(10分~20分)に見事にスイッチがなぜか切り替わる。ONからOFFへ、稽古がONなら、休憩はOFFと言う事に、

見るでもなく、聞いていると、ワイドショーの話題から、勿論子育てまで、彼女が積極的に話しているように思える。(今回は子持ちのお母さんが、彼女を含めて4名居た)特に彼女の声は、明るくて、やや大きい。

今回の水島さんの役は、大役だ!6人の審議員の中心である、陪審院長だからだ、議事を進行させる為に、その牽引する役なのだ,  私は以前に彼女から舞台は経験している、と聞いていた。

今回のキャストは、全員出ずっぱりの難しい役だ。ただ稽古をしていて分かったことは、水島さんは、殆ど初舞台に近いと言うことが判明したが、今更引き返せない。私の責任である、何とかしなければ、彼女が舞台で、恥をかくのは、わたしが恥をかくことだ。

それからは、他の女優さんより彼女に稽古を集中せざるを得なくなった、時々きつい言葉もあったかもしれない。

そんな中でのONとOFFだ、

その時、台本を確認するでもなく、世間話に興じる彼女が不思議で仕方がなかった!


公演が終わって、いま1週間が経つ、そして思う。あの切り替えは、彼女なりの出演者たちとのコミニケーションの取り方ではなかったのか、、、天然などではなく、でも無意識に輪の中に入ろうとした姿ではないのか、そんな風に思えてきた。この行為は、したたかと言えば、ずるいイメージがするが、彼女はそうではなく、やはりロマンポルノから20数年後の彼女の生き様みたいなものを感じたのです。彼女は彼女なりに頑張っているのでは、

最後に、打ち上げで、私が何気なく彼女に握手の手を出したときに握り返され、しばらく離そうとはしなかった事に全ての答えがあったのかもしれません。