うつ病の原因として考えられている主流のものとして

「セロトニン不足」があります。

 

脳の神経伝達物質の一つであるセロトニンが不足すると

やる気が出なかったり不安が湧いてきたりして

うつの原因になると考えられています。

 

しかし、うつ病の薬でセロトニンを増やしても

症状がまったく改善しない人もいます。

 

さらに、近年の研究によると

セロトニンがたくさん出ていてもうつ病の人がいたり

健康な人でもセロトニンが少ない人がいたり

することがわかっています。

 

つまり、セロトニンの分泌不足がうつの原因とは

言い切れないということです。

 

 

セロトニン仮説に代わる理論として

「脳の炎症説」があります。

 

脳内に炎症が起きていて

それがうつや認知症の原因になるというものです。

 

実際、食事を改善してうつも改善するケースは多いです。

食事を改善することで腸内環境が良くなり

体内の炎症が治り病気が良くなるのです。

 

うつ以外に様々な病気の原因として

体内の慢性的な炎症が挙げられます。

 

↓過去のブログ記事です。

 

・うつの原因は脳の慢性炎症

https://seitai-sendai.net/jiritusinkei/nou-ensyou.html