5月24日から今日までの4日間、

陸上競技の高校総体宮城県大会が開催されています。

 

我が家の次男も出場して、昨日400mハードル決勝で4位に入賞しました。

来月中旬に福島にて行われる東北大会への出場の切符も手にすることができました。

 

昨年秋の新人大会で県2位になり、今年はインターハイ出場の可能性があるのでは?

と期待された中でゴールデンウィーク中に開催された地区予選前後に股関節を痛めてしまい、あまり練習ができない日が続きました。

 

昨日のFacebookに投稿した文章を転載します。

 

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【祝 宮城県大会4位入賞!!】

 

今日は次男の陸上高校総体県大会の応援に。三年生なので負けたらそこで引退です。

ゴールデンウィークの地区予選の頃に股関節を痛めて本調子に戻らないまま迎えた宮城県大会。

 

本来4種目に出場するはずだったけど、負担を減らしエネルギーを集中するために400mハードルと400m×4リレーの2種目に絞っての出場。2種目といえども予選、準決勝、決勝とレースがあるので計6レースを走ります。

 

400mハードルは昨日の予選は1位通過だったけど、今日の準決勝は決勝に進んだ8名中最下位タイムでギリギリ通過。足取りも重い感じで心配でした。

 

先ほど決勝が行われ、気合いの走りで4位に入賞。

無事に東北大会への切符を手にすることができました!!

ホッと一安心です。

 

陸上部は練習が厳しくて、優秀な生徒も練習についていけなかったり、進学校なので勉強と部活の両立ができずにメンバーが半分くらい辞めてしまったそうです。

誰も辞めなければ去年も今年も余裕でインターハイ行けたぽいけど、残ったメンバーでやれることをやるしかありません。

 

そんなわけで1600mリレーもギリギリのメンバーです。

昨年新人大会で県大会2位になった時のメンバーではあるけれど、うちの次男も含めて他の子もケガから復帰したばかりとか本調子ではない中どれだけ粘れるか。

 

次男は最初股関節を痛めた時に、周りに心配をかけたくないのでしばらく平気なふりをしていたのです。

残ったメンバーでは次男が一番タイムが速いので彼が抜けるということはチームのリレー種目の敗北を意味します。私が施術してみようか?と言っても「なんでもないから大丈夫!」と強がって受けたがりませんでした。

 

結局、その後も痛みが取れず県大会までの期間も迫っていたので、顧問の先生の紹介で鍼が良いということで鍼灸院に一週間毎日通うことになりました。

練習を休んで治療を受けたので痛みは改善したけど、走るとまた痛みが出るの繰り返し。

 

それで、別の部員の子が通って劇的に改善した治療院を紹介されてそこにも数回通院。

そこの先生が面識はないのだけど私のことを知っていたらしく、「お父さん整体院やってるよね?」さらに私のことを「業界では有名な先生ですよ。」「お父さんにも診てもらったらいいのに。」と言ってくれたらしく、その日から次男は私の施術を毎日積極的に受けるようになりました。

 

本人に丁寧に感覚を聞きながら操体法をあれこれやって、毎日どんどん痛みが取れていきました。

最初から受けたら良かったのにと思ったりもするけど本人がその気になっていないときに無理やり受けさせてもあまり良い効果は出ません。

本人の気持ちを最大限に尊重するのはクライアントでも家族でも変わりません。

 

なので、他の治療院に行った後で本人が父親の施術を受けたくなったという流れも必要な流れだったと思っています。かなり精度の高い調整が出来たと思うし、これ以上のことはできないというくらいにやれることはやりました。

 

なんとか大会前日にはほぼ痛みもなくなり、やっと走ってもほぼ問題ない状態にはなりましたが、練習を休んだ分体力も落ちただろうし、大会本番でどれだけスタミナが持つかが心配でした。

でも決勝で見事4位に入賞できて東北大会への切符を手にし、インターハイ出場への可能性が繋がりました。

 

準決勝の走りを見たときは今大会で引退か?とも思いましたが本調子ではない中、決勝レースよくがんばりました。

 

真面目に頑張れば必ず報われる世界でもありません。

ケガや故障に泣く子もいるし、組み合わせの運もあります。

でも目の前のことに精一杯取り組んでいると、どんな結果になろうとも、きっと彼にとって素晴らしい人生が拓けていくと思います。

 

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もう一種目出場した1600mリレーは、結局ベストメンバーでは臨めず、次男はまあまあ良い走りでしたがチームとしては準決勝敗退という結果になりました。

 

思うように練習もできず、本来の調子ではなかったにしろ何とか県大会上位に食い込めるくらいに身体は回復することができました。

本人曰くケガの痛みはほぼなくなったものの、練習不足でスタミナが落ちていたことや、勘が鈍っていたようです。

 

ケガをしないことや、本番に合わせてコンディションを整えていくことも実力のうちですから、現在の実力の結果が今回の結果なのだと思います。

 

子どもたちが小さい頃はどこか痛くしたときは毎回私が操体法をやっていました。

今も三男は時々施術します。

 

彼は変な姿勢で長時間ゲームばっかりやっているので首や腰が痛くなります。

時々「腰痛いからやって」と自分から言ってきます。

 

次男は陸上部に入って専門的なトレーニングを積んで来たし

アスリート体型でバキバキに鍛え上げて基本的には痛みもなかったので

これまで施術をする機会がありませんでした。

 

今月痛めて、大会直前に4日間ほど毎日操体法の施術をして、本人もはっきりわかるくらいに毎日痛みが改善されていきました。

ただ、最初から私の施術だけではここまで回復できなかったとも思っています。

 

急性期の炎症を早く回復させる施術を受け、ある程度炎症が回復してきたタイミングで、細やかな歪みの調整が出来たので操体法をやったタイミングも良かったと思います。

本人の感覚を聞きながら、「こうすると痛い」という動作を見つけては歪みを直していきました。

 

レースに出場する前日にはそれまで痛かった動作については痛みが出ないところまで調整できました。

実際にレースに出た後もほぼ痛みがぶり返すこともなく、私が出来るお手伝いとしてはやれることはすべてやれたと思います。

 

東北大会まであと3週間あるので、操体法でコンディショニングのサポートをしていきます。

 

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当院は開業当初から慢性症状や自律神経系の症状の改善サポートをしてきましたが

スポーツや競技におけるコンディショニングもできます。

 

身体の一部だけの調整をするのではなく、全身の協動性を高めるような調整ができます。

過去にプロスポーツ選手(野球、サッカー、競輪、ロードバイク)やオリンピック出場選手の施術実績もあります。

 

スポーツをしていて、記録を伸ばしたい、パフォーマンスを向上したい、やりにくい動作をやりやすく改善したい、

という要望がある方もぜひ当院をご活用ください。