人が生きていれば出会いもあり別れもあり、ほんとうにいろんなことがあります。
いろんな出来事には、事故や病気だけではなく天災もあります。
自分にとって大切な人がいなくなることは表現できないほどの出来事で、できれば経験したくないほどのことですが、今この瞬間にも人は生まれ人は死に逝きます。
いつも思うのは、人の生き死にだけじゃなく、いのちが関わることにはいろんな想いがうまれるもので、いろんな関わる人の生き方が表にでてくるので、想いが深くたくさんの人が関わるほど “大変” な出来事になるわけで、しっかりと向き合えばしっかりと向き合った人ほど “大きく変わる” ことができるのだと思います。
一瞬一瞬の選択を繰り返して私達は毎日を生きています。
だからこそ、何を感じて何を観て何を聴いて何を選んで、自分のいのちとどう向き合って生きていくのかが大切なのだと思います。
悲しいから、辛いから、二度と経験したくないから、ではなく、過去の方がよかったから、やりなおしたいから、でもなく、きっと今がしあわせだから、私はもうあの時に戻りたいと思うことがなくなりました。
『なにがあってもだいじょうぶ』
そう言えるようになりました。
いのちってすごいからね~ほんまにすごい。
私は私のいのちをしっかりと、今日という日を生きていくだけです。
今まで出逢ったいのち、そしてこれから出逢うたくさんのいのちとともに、大切な家族や大切な仲間とともに。
さくらがまた咲く あなたに会いたい
なつかしいそのひかりが いまはまだつらいけど
たくさん泣いたよ なんども呼んだよ
愛してくれた日々を 忘れたりしないから
"これから"をわたしは生きていく
春はもうそこにあるよ
夕暮れがさびしさに染まるよ
「寒いね」と空につぶやいた
あなたの声はもう聴こえないんだね
ただ風が揺れるだけ
胸に手をあてて確かめる
それはきっと小さなともしび
涙こぼれてつらいときにも
ぬくもりはまだここにある
さくらがまた咲く あなたがいないのに
いつかまたこのすべてを ほほえみに変えたいよ
まぶたを閉じれば 思い出せるけど
少しだけ強がらせて 今日を歩きたい
"これから"をわたしは生きていく
春はもうそこにあるよ
悲しみを抱きしめたあの日も
嬉しさに涙した日も
いまでは優しい歌のように
ほらかけがえのないもの
しあわせと呼べるものをまた
ひとつずつみつけていくから
あなたは笑ってそこからみていて
小さな決意(おもい)に踏み出すよ
ひとりじゃないんだと 言い聞かせるけど
めぐりゆく日々になんども くじけそうになるんだ
ひとりのいのちを わたしの明日を
たしかに生きていくよ ちゃんと歩くから
「強くなったね」と言ってね
春をまた愛せるように
さくらがまた咲く あなたにみせたい
「ありがとう」 もう言えない 言葉を伝えたい
わたしは生きるよ あなたの明日も
忘れない 忘れたくない 想いを抱きしめて
"これから"をわたしは生きていく
春はもうそこにあるよ
【 春 / 歌:いきものがかり 作詞・作曲:水野良樹 】