この肉体で、
色んなことを感じて経験して
めいっぱい自分を表現して生き切りたい。
先日、
「ラストエンターティンメント」
という舞台を観に、京都に行ってきました。
バレエダンサーとブレイクダンサーのお二人が
仮想現実空間を舞台に繰り広げる二人舞台、
関西弁での掛け合いがめちゃくちゃ面白い
奇想天外なコメディ芝居ですが、
世界レベルのお二人のダンスは迫力もので
あっという間の90分間でした。
仮想現実空間にログインしたユーザーを
ナビゲートする2体のAIと
その仮想現実空間を作った2人の人間。
2人の演者がそれぞれAIと人間を2役を
演じています。
人間とAIが繰り広げる奇想天外な物語は
今の時代にもマッチしていて
色んなことを感じたのですが、
それよりもなによりも
世界レベルのプロダンサーである
2人の踊りを目の前で観て、
その圧倒的な肉体の表現に
言葉を失いました。
頭での理解をこえて、
体が全身で反応した。
そして、
生きたい！
自分をめいっぱい表現して
私を生き切りたい！！！
そんな思いが
全身から溢れ出ました。
肉体ってすごい。
どんな感情も体の感覚も
それらを感じられるのは、
肉体があるからこそ。
だから、
感じられるって生きてる証拠なんですよね、
死んだら肉体はなくなるんだから。
そう思うと
どんな感情も感覚も愛おしい。
今のこの肉体とお別れするその時まで
泣いたり笑ったり怒ったり悔しがったり、
人間くさく、
色んな感情や感覚を味わって
私を表現して生き切りたい。
それは、この肉体を授かった
私の責任なんだ。
プロってすごいな。
人間って素晴らしいな。
爆笑して、鳥肌がたって、息をのんで、
涙が込み上げて、心が熱くなった、
色んな感情と感覚を
全身で感じた舞台でした。
ありがとうございました。
肉体は有限なんです、
ぐずぐずしてる暇はない。
人を見て羨んでる場合じゃない。
思い切り自分を生き切ろう。
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