私の愛車 カノーバーアドニス。
大塚商会というメーカーさんが作った通販で販売するロードバイクです。
詳しい仕様などは以前にも紹介したので省略。

私、気になる事があります。
それはハンドル周りのワイヤー
。

御覧の通り、シフトワイヤー2本(黒)とブレーキワイヤー(赤)が2本。
運転していると、計4本のワイヤーが自分の視界に入ります。
これがなかなか「うっとうしい・・・・・」
100歩譲ってシフトワイヤーはその構造上、仕方ないとして、
許せないのは赤い方の「ブレーキワイヤー」です・・・・・・とにかく長すぎ・・・・・・
これには理由があります。
通常こういったロードバイクは、サイクルショップなどで購入。
整備士さんやショップの店長さんが、組み上げ各部を調整セッティングしてくれます。
ショップなどに取りに行き、めでたく納車となるのですが、
私は、ロードバイク欲しさに値段重視の「ネット購入」組・・・・・・
ショップなどに取りに行くのではなく、「郵送」にて納車。
そして自分が組み上げるといった流れ。
ですので組んだのは自分。初期調整も自分。整備も自分です。

以前も紹介しましたがこういった状態で届きました。
キャッチコピーは「70%調整済み!!!」でした。
なんでも知らないのは一番恐ろしい事・・・・・
この時点でブレーキワイヤー・シフトワイヤーはつながっているのです!!!バラバラの状態なのに!!

はい箱から出したところです。ワイヤーはつながっています・・・・・・
この状態で梱包発送です。当然ワイヤーは長い状態で切れないように入っています。
だからワイヤーが無駄に長いのです!!!!!
なので今回ブレーキキャリパー交換ついでにワイヤーもカットしてしまいます!!
将来の勉強をかねて挑戦です!!
ま~結果から発表しますと


視界には黒いシフトワイヤーしか入りません!!!
すっきりしました!!!
では作業工程のご紹介!!
①まずはカット。

(道具はブレーキキャリパー装着編をご覧ください。)
②アウターワイヤー(ワイヤーのカバー)のカットの長さを決めておきます。

③ハンドルのバーテープを剥がします。
バーテープを剥がす際はシフターのかぶっている部分を写真のように捲っておきます。

破けないようにゆっくり剥がせば、何回かは巻き直せそうです。
エンドは、ビニールテープなどで止めましょう(o^―^o)ニコ
この状態の方が作業が楽です。
ここまでやるとアウターワイヤーが「スポ!」と抜けるようになります。
ハマっているだけです。
構造的に抜けない構造なのでご安心を。
④アウターワイヤーのカット
こちらのカットは通常ニッパーの方がやりやすいです。
アウターワイヤー自体は外側の被覆はビニールなのですぐ切れるのですが、
内側にアルミっぽい硬いものが履いています。
その内側をワイヤーが通っているわけです。
カットする際、アルミがつぶれます。

なので、何か先の尖ったもので、形を整えます。ワイヤーが引っ掛からないように。

私はよくドライバーのセットとかに入っているやつを使いました。ラジコンでもよく使うんですこれ。

こんな感じで綺麗にします。
試しにワイヤーを通してするするなら問題なし。
⑤ハンドル角度とシフターの位置調整。
ハンドルの調整なんですが、今回はせっかくバーテープ剥がしたので、
シフターも調整します。

もともと、もっとハンドルを寝かせたかったので、この際同時調整。
ハンドルを寝かせれば当然シフターも一緒に動きます。
このままでは届きません。
なので位置調整です。
今度はシフターの前側をむきます。



ちょっと見ずらいですがここの6ッ角ボルトを緩めればシフターを動かせます。

ここまで上げました!!!
後はまたブレークワイヤーを一緒にバーテープを巻いていきます。

前と後ろでこれだけカットしました。
後は逆の手順で組んでいくだけです。
結果はさっきお見せした通り!

かなりすっきり!!!
良いコンポを搭載している方々はこのシフトケーブルもブレーキワイヤーと一緒に
バーテープに中に納まっているのでさらにすっきり!!!
それは私の改造日記の到達点として楽しみにやっていきたいと思います!(o^―^o)ニコ
所要時間はだいたい1時間30分ぐらい。
初めての作業だったので時間かかりましたが、次回からはもっと早い作業だと思います。
ワイヤーを短く切ってしまわないように注意すれば作業的には簡単な部類。
ワイヤーカッター・六角レンチ先の尖った物・ニッパーで済みますんで。