昨日は年間12棟で3億円の設計工務店の社長と面談していました。
平均単価は30坪強で2,500万円。
完成現場自由見学会を開催すると新規が40組、再来が20組、プラン依頼が3組。
年間のキャパを12棟と決め、それ以上の依頼があってもお断りしているという。
なので、見学会の回数は年間4~6回。
常に1年以上の受注残を確保されているようだ。
業績も順調で、お客様も社員も大変喜んでいるそうです。
大手の住宅メーカーで勤務していた時代に、
量を確保しなければ、会社が継続できない状況になっていて、
経営者も社員も目標は新規の受注の数字のみ、
協力業者の圧力も厳しく、
お客様からのクレームも多い。
誰一人として幸せでは無い真実を見て、
幸せな適正規模のことを考えてこられたようです。
資本主義の中でmore&moreの時代は終焉を迎えました。
大手はこれからが大変です。
ある程度のシェアを確保しているので、
事業を縮小するか周辺業務を多角化せざるを得ないからです。
では、中小零細企業はどうなるのか?
質の高い本物の提案力・デザイン・サービスを提供するチームは
世の中で継続して存在する世の中になると確信しています。
適正規模はというと、
新築年間30棟6~7億円、リフォーム3億円。
10人で10億円、経常利益1億円
あたりを目標として持ちましょう。
年間の必要経費2年分の自己資本を保有し、
国家破綻や大地震が起こっても、
潰れない会社を目指しましょう。
そして、見込み客やOB客、地域住民対象に
豊かな生活を提案するカルチャー教室やカフェ、モデルガーデンを併設した
ショールームを持てる会社を目指しましょう!
ダイエット日記
2008年8月開始、8ヶ月目
スタート 95.0kg
現在 87.2kg
-7.8kg
目標 78.0kg
あと9.2kg
●船井総研 奥野 泰弘のプロフィール
http://www.funaisoken.co.jp/site/profile/profile_75.html
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