●幸せな適正規模 | 住宅ビジネスコンサルティングを極める修験道

住宅ビジネスコンサルティングを極める修験道

船井総研の住宅ビジネスコンサルタント奥野泰弘が日々の気づきをつづります。

昨日は年間12棟で3億円の設計工務店の社長と面談していました。

平均単価は30坪強で2,500万円。


完成現場自由見学会を開催すると新規が40組、再来が20組、プラン依頼が3組。

年間のキャパを12棟と決め、それ以上の依頼があってもお断りしているという。

なので、見学会の回数は年間4~6回。

常に1年以上の受注残を確保されているようだ。


業績も順調で、お客様も社員も大変喜んでいるそうです。


大手の住宅メーカーで勤務していた時代に、

量を確保しなければ、会社が継続できない状況になっていて、

経営者も社員も目標は新規の受注の数字のみ、

協力業者の圧力も厳しく、

お客様からのクレームも多い。


誰一人として幸せでは無い真実を見て、

幸せな適正規模のことを考えてこられたようです。


資本主義の中でmore&moreの時代は終焉を迎えました。

大手はこれからが大変です。

ある程度のシェアを確保しているので、

事業を縮小するか周辺業務を多角化せざるを得ないからです。


では、中小零細企業はどうなるのか?


質の高い本物の提案力・デザイン・サービスを提供するチームは

世の中で継続して存在する世の中になると確信しています。


適正規模はというと、

新築年間30棟6~7億円、リフォーム3億円。

10人で10億円、経常利益1億円

あたりを目標として持ちましょう。


年間の必要経費2年分の自己資本を保有し、

国家破綻や大地震が起こっても、

潰れない会社を目指しましょう。


そして、見込み客やOB客、地域住民対象に

豊かな生活を提案するカルチャー教室やカフェ、モデルガーデンを併設した

ショールームを持てる会社を目指しましょう!


ダイエット日記

2008年8月開始、8ヶ月目

スタート   95.0kg

現在     87.2kg

       -7.8kg

目標     78.0kg

      あと9.2kg


●船井総研 奥野 泰弘のプロフィール
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