戦国時代に宣教師が日本の力を利用してアジアの征服を考えていたらしい。

日本は、急速にこの時代軍事国家になっていった。

 

カギを握るのは信長

宣教師の背後にはスペイン 全世界をキリスト教国家にしようとしていた。

 

宣教師が全国に散らばり、日本人キリシタンから政治情報を得ていた。

 

その中でフランシスコ カブラルが信長に接触する。

 

長篠合戦では、鉄砲対鉄砲の戦いだった。

信長の方は、鉄砲玉は鉛だった。外国産であり、タイ鉱山でとれたもの。

 

鉛はカブラルの命令で売られていた。布教を許可をもらうために軍事物資の鉛を取引した。

天下統一したければキリスト教を支持せよということ。

 

日本に軍事物資を運んだのは、大航海時代をきりひらいたポルトガル交易船だった。

 

宣教師たちに大きな壁となったのが、仏教勢力

大坂本願寺 10年の死闘を繰り広げる。信長包囲網ができる。

 

この状況を覆そうとしたのが信長と手を組む宣教師

布教の妨げになる仏教勢力を排除し、キリスト教を広めようとして改宗させようとしていた。

 

信長をキリスト教へと改宗させる。そうすればすばやく日本人をキリスト教へと改宗させることができる。

信長はキリシタンにはならなかったが、家臣や民衆には許していた。

 

秀吉と信長の会話から、宣教師たちの征服計画を察知していたことが記録からわかっている。

わかっていながら軍事物資を得るために手を組み続けたと考えられる。

 

仏教勢力を打ち破る切り札となったのが、摂津の高槻城主のキリシタン大名の高山右近だった。

ここを味方につければ信長もかなり力強くなる。宣教師が右近に対して信長につくように後押しする。

 

1549年から鉄砲は、独自のイノベーションでより強固なものになっていた。大量生産されていた。

信長の支配下にある堺では、分業制になっていた。

いっきに軍事国家へとなっていく。

 

世界では、スペインがポルトガルを併合する。ポルトガルの植民地を奪い、巨大帝国をつくっていく。

 

フェリペ2世は、アジアの征服計画として中国の明を狙っていた。カギは、戦国時代の軍事力を利用して

中国制服を狙っていた。

 

しかし信長は、自分が神ということでキリスト教の神ではなく、自分がこの世の支配者と宣言する。

キリシタンにはならず。

 

宣教師は、狙いを長崎へとうつす。

勢力を拡大していく。

 

信長の後は、秀吉が勝つと考えており、高山右近に秀吉につくようにいう。

山崎の戦いではそうだったらしい。

 

秀吉の重臣にはキリシタン大名が多い。

 

明の征服を考えていた秀吉と宣教師の考えが一致する。

1592年 朝鮮出兵、多くのキリシタン大名が出兵する。

しかし、多くのキリシタン大名が犠牲となった。

 

秀吉の狙いは、もう一つあり、キリシタン大名を最前線で戦わせることで

軍事力を弱体化させようとしていた。

それは、キリシタンの勢力に脅威を感じていたからだ。バテレン追放令をだす。

 

秀吉は、フィリピンに向けられ、スペインに送られる大量の金を狙っていた。

スペインの富を狙う。朝鮮出兵の軍資金として明を滅ぼす。

 

最初の世界戦争がおころうとしていた。

 

しかしフェリペ2世と秀吉の死によってそれは、おこらなかった。