陰陽師は国家公務員らしい。天体観測をして吉凶を占うのが仕事。

 

平安時代の貴族は常に不安を持っていた。菅原道真が左遷させられる。

都では、次々と人が死んでいく。天皇のいる清涼殿でもカミナリが落ち多くの人が

死んでいる。

 

菅原道真の怨霊のせいではと震え上がる。また自然災害、疫病も多く

平安時代の人々は、怨霊や鬼のせいではないかと思われていた。

 

その災いをはらうのが、陰陽師の仕事だった。

 

安倍晴明は、天皇の三種の神器の次の、第四の神器といわれる霊剣、太刀契の復元にも力をいれる。

 

一条天皇の直属の蔵人所陰陽師となる。

 

加持祈祷のお坊さんなどのライバルいて、独自の陰陽道をつくっていく。

藤原道長にも信頼を得る。

 

追儺という節分が原点となる儀式を大みそかにするのだけど、藤原道長の姉、一条天皇の母である

詮子が亡くなられ、喪に服していた。

 

しかし安倍晴明は、民にとって、疫病や災いが来ないように実行する。

この時代に天皇からのおとがめはなかった。このことから安倍晴明の力を実証するものではないかという。

 

安倍晴明のことは、名前は知っていたが、かなりイメージとは違った。民のためにというところで追儺を実行する

ところが、いまでもとても安倍晴明が人気があるところではないかと思った。