山水経
道元禅師が「山水経」で説いた重要な箇所です。「而今の山水は、古仏の道現成なり」という一句が全てを表しています。
ここでいう「而今」とは、単に「今」という意味ではなく、「過去から現在に至る今」、つまり永遠の未来を含んだ今を指しています。時間と空間を越えた存在であり、無限の過去と未来を持つ存在なのです。
時間と空間は切り離せず、自己とも同じです。これを「而今」という言葉で表現しています。
2500年前、釈迦がインドで教え、700年前には道元禅師が法を説かれましたが、その教えは今も受け継がれています。
目の前の山や川も、真理の具現であり、仏様や祖師の教えの具現です。山も水も、その本来のあり方に従って、さまざまな姿を現しているのです。
「古仏の道現成なり、ともに法位に住して、究尽の功徳を成せり」ということで、山は山として究極の働きを果たし、水は宇宙全体を貫いています。それが悟りの姿であり、本来の自己と悟りの相なのです。#経営#人間力#元気#勇気#やる気#コンセプト#あるべき姿#乗馬#魂＃幸福＃知足
