とうとう今年も二次の出願が終わった。

昔、新設私立医学部や医大の偏差値が43-46程度だった時代、旧医専系である私の大学に灘や開成は600人に1-2.3人くらいしかいなかった。

それがどうか?今や手元に送られてくる大学の部誌の名簿にさえ各学年に1-2,3人いるではないか。

勉強出来るからとだけで医学部にきてどうする?日本はどうなる?

本当に医者になりたいヤツ、ならなきゃいけない奴の呻きが聴こえてくる…


それに、もはや君たちの映画やドラマのイメージとは違うのだけれど。


入試改革に名を借りた経済界主導、利権付の下村博文元文科省大臣肝煎りの後付け改悪。受験生はさぞかし不安だったことだろう。

同じ元受験生として同情を禁じ得ない。ましてや多浪生にとっては。

自分もいわゆる多浪生だった。このままずるずると落ちて行くのではないかという不安。
周りにはもはや二桁に達するのではないかと推察される先輩も。

自分の将来の姿ではないかという焦燥感。夜になるといろんな考えが頭を掠め目が冴えて眠れない日々。

さりとて今更アシ抜け出来ない。抜けるなら二浪まで。それ以上になればもはや戻れない。

頑張れとしか言えないがニュースを観たら今でも胸が痛むこの季節。

風邪を引かないように、ボンミスしない、出来る問題を落とさない無いように。

ガンバレ。