①からの続きです

 

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7月末に最後の化学療法が終わり、

体調が回復してきてからは、部活に参加できるようになりました。

友達も歓迎してくれたようで、部活のある日はへとへとになって帰宅し、

倒れこむように寝る日々が続きました。

 

そして9月。

コロナ禍で授業はオンラインになり、

進路の話もでている様子。

担任の先生から、本人宛に一応進路の話があったようですが、

息子から言い出すまでは何も言うまいと思い黙っていました。

 

そして先週、

息子から『そろそろ勉強しようと思うんだけど…』

という相談がありました。

 

息子曰く、半分でも登校した事で

解るところもあるが、数学と理科がさっぱり解らないところがある。

さっぱり解らないというのは聞いたこともないっていう意味なんだ…

 

と言うので、

私 『なるほどね。で、どうやって取り戻したい?やってみたいことある?』

 

と尋ねたところ

 

息子 『学校の先生に渡されてるプリントは自分で解いて出してみる。

その時解らないことはもちろん聞いてみるけれど、できれば

塾とか家庭教師みたいなものも試したい、応用力もつけたいから…』

 

との事。

そうですか、、、という事で

早速個別指導の塾にアポイントを取りました。

そこは息子が高校受験でお世話になった集団塾の、個別版。

本人の希望です。

 

塾の講師にはすべてをお話しして、

そのような高校生でも指導してもらえますか?とたずねたところ、

もちろん大丈夫ですと言ってもらえました。

 

③に続きます