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aavd後、４日目。
少し体調が上向きになってきた様子だが、まだまだ。
昨日でイメンドは終了したが特に強い吐き気は感じないとのこと。
朝食も取りましたが、水に独特の味があるようで飲みにくいというので
果汁１００％のジュースにしました。
(私は適当な性格なので薬もジュースで飲んじゃえ！などと言ったのですが、息子はちゃんと水で飲みました…）
少し笑顔も出て、新聞も読むと言って部屋に行ったので少し安堵。
脱毛が始まり、抜け毛が気になるので坊主にしようかなと口に出して言うのだが
積極的に『お母さん早く俺のアタマやってー』という感じでもないので
せかさずに見守る事にした。
ここで注意しなきゃいけないのが
うちの夫。
悪い人じゃない。手前味噌で恐縮だが、むしろいい人だと思う。
お世辞やお愛想は全く言わない、よく言えば裏表は全くない。
が、その分思ったことをすぐ口に出してしまうのです。
そう！失言多数！！森さんよりはマシか？？
例えば、私の具合が悪くて横になっていたりすると
『毎月毎月、女って大変だねぇ。で、ごはんまだー？？部屋に埃あったけどー？？』
などと平気で言ったりするのだ。
付き合い始めは猛抗議したのだが、本人は悪気が一切ないので
『僕の失言で君を傷つけてしまったんだね。もう僕はいないようがいいよね( ﾉД`)ｼｸｼｸ…』
などと言い、猛抗議をした私が
『そんなことないよ、よくやってるよねあなたは…』
などと言って慰めるっていう
わけの解らない事になるので
私に関しての失言は受け入れる事にしている。
が、息子にはそうはいかない！！
さっそく夫の居室に乗り込んで
『息子の髪の毛が部屋に散らばっているが一切その事を話題にするな』
『理由はいわずもがな、あなたの失言があると取り返しがつかない』
『このように言われてあなたもご立腹かもしれないので、異議があるのなら私へどうぞ』
もちろん身に覚えがあるので、
異議など一切ない夫であります。
基本は善良な市民なんだよね。夫よ、猛女と結婚したと思って
あきらめてくだされ。。。。
そこでふと思ったのが
寄り添う事と、同じ気持ちになる事ってやっぱり違う。
息子の髪が抜けてしまい、本人どんなに辛いかと思う。
仕方がないと解っていても、泣き叫びたいほどだろう。
どうして病気になったのかな？
今まで幸せ過ぎたからだ…って息子が言った事を思い出すと
今でも涙がこぼれて仕方がない。
そう、私も辛いのです。
つい同じ気持ちになってしまいそうになるのだが、
ちょっと立ち止まって考える。
同じ気持ちになって、
私が泣く事を息子は望むだろうか。
答えはまだ出ていない。
もしかしたら一生解らないかもしれない。
気持ちに寄り添う事はとても大切な事で、
私などは主治医に『お母さん、それは大変でしたね。
考えましょう一緒に、、、どうしたいですか？』
などと声をかけられるととても勇気づけられるのだが
じゃあ家で、
私が息子が不憫だ、かわいそうだ、といって一緒になって沈んでいても
勇気は出ないような気がする。
非常に難しいのだが、寄り添いと同じ気持ちになる事は
違うのではないかと思っている。
そんなわけで、今日はバンダナと手ぬぐいと綿ジャージー素材で
ケア帽子を作っています。
ピアスをしたいというくらいの長男ですから
ちょっとラッパー？（死語ですかコレ？）風の柄にしてみたが
あまりにもラッパーでドン引きされそうなので
ノーマルにバンダナ柄でも作ってみます。
（うまくできたらここに載せちゃうかも！）
何種類か作ります…選べるくらい作ろう。
少しでも気楽に暮らせるようになってほしい。
なんなら、こんなだっさい帽子いらねえよ！！っていって
気が済むまで暴れてほしい。
同じ気持ちになる事じゃなく、寄り添う事。
こんなおばさんになっても、まだまだ修行中で申し訳なく思う。