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息子の治療も、いよいよ明後日が2回目の抗がん剤です。
便秘もほどほどに解消し、体調も良くなってきた息子。
先日、なんと学校に行くと言い出しました。
放課後、部活をやっている友人に会ってくるよというのです。
ええええーーー 大丈夫??
と、思いましたが
学校に行く途中に万が一具合が悪くなったら
タクシーで病院に直行するよ。
白血球を上げる注射もしたし、大丈夫だよ。
と、いうので許可(ヒヤヒヤものです)しました。
大丈夫かなぁ。。
夕方、息子が戻る前に
なんと担任の先生が電話をくれました。
まさか?具合悪くなった?
と、思ったらそうではなく。
『本人と会えました。いろいろ資料を渡しました』
という、報告の電話でした。
なんとありがたい…( ;∀;)
いただいた電話で申し訳なかったのですが
思い切って担任の先生に、改めて
1,勉強を続ける意志があること。
2,次年度から次々年度への進級をとても心配しているということ。
3,入院するわけではないが自治体で定めている『長期入院する生徒へのリモート課題対応』を、やらせていただきたい。
と、話しました。
2,に関しては、高校は出席日数がとても大切だと理解しているので
絶対に進級を約束してほしいわけではない。
3,で自宅で勉強を続けるし、退院して通学できるようになったら
努力するのでそこを見てほしい。そして評価してほしいと思っています。
と伝えました。
さらに、
私(母親として、社会人として)の立場からの発言として
1,年度末に面倒をかけて申し訳ないと思っている。私が先生の立場だったらおそらく面倒と感じるだろう。だから急に話が進むとは思っていない。先生方へタイミングはお任せする。新年度になってからでも構わない。
2,診断書などの必要な書類はそろえるし、病院のソーシャルワーカーさんに体調の調査や主治医の見解を聞いてもらうなどの協力をお願いする事もできると思う。学校に丸投げしようとは全く思っていない。本人に保護者の付き添いが必要なことがあればできるように努力するので忌憚のない意見を保護者の私たちには言ってほしい。
と、伝えました。
先生はよく話を聞いてくださり、勉強を続ける意志があるのはよく解っていますし、学校が治療のモチベーションになっていることも理解しています。私もこれからどうしたら勉強を続けられるのか調べますので、少しお時間くださいね。。と言ってくれました。
どうなるかはわかりませんが、今は先生を信じます。
高校はやはり、義務教育ではないのであれこれ小学校、中学校とは違うのでしょう。
親の意見はあまり聞いてはもらえないので(高校生ですから当たり前です)、本人がどう思っているか?を、本人の言葉にしておくことが大切なのだなぁと感じます。それは、親の意見ではなく、本人の意見をとても尊重してくれるのでありがたい面もあります(反対に、本人が中退しますーと言ったら引き止めたりされないのかも…)
尚、私の住む市の自治体では長期入院をする子どもたち(aya世代含む)を、治療が終わったら復学できるようにサポートするという体制を整えはじめたのはわずか5年ほど前です。それまでは全くなかったようです。
まずは公立から、次に市内の私立にもどんどん広げていく…と目標を掲げているようなので、本当にどんどん広がってほしい!!息子がどのようになるのかが解りませんが、どのような対応になったとしても、まず否定せずに、話を聞いてくれた担任の先生に感謝します。
そして、もっと復学について公立や私立関係なく自治体の主導で元の学校に戻ることができるように。そして高校生は療養中の勉強を認めてもらい、進級や卒業のチャンスを少しでも残してほしいです、と、自治体宛に手紙を書く事にしました。もちろん、取り上げてもらえるとは思っていませんが、(こういう手紙が来た、と)記録はされると思うのです。
闘病しているのは本人で、もう高校生ともなると(息子だけかもしれませんが)親に甘えてくるなどはあまりありません。
八つ当たりはしてきますけどね。。受け止めるのは当然ですが、本当にどうしてほしいのか?はなかなか言葉にはしません。
親ができる事ってなんだろう?
息子が病気になってから、ずっとそれを考えています。