こんにちは。


今日は、読了本の話です。


流通ジャーナリストの肩書きで、

ホンマでっかTVとか、色々なメディアで

お得情報を発信されていた、

金子哲雄さんの最後の著書。

2012年に、肺カルチノイドという病気で

お亡くなりになっているのですね、享年41。


発行された当時は終活本として

随分注目されたような記憶です。

今回画像を貼り付けるためにpicで探したら

中古品もたくさん出ていましたが、

著者に敬意を表し新刊のものを貼り付け。



この先、
闘病中の方や看取りの最中にいる方からしたら
なんて呑気なこと書いてるんだという内容に
なるかなと思いますので
スルーしたい方はスルーでお願いします。

この本を読んで
モーレツに働いてアウトプットを提示し続けるのが
良きとされていた時代の空気感が思い起こされました。

一度危篤になってから1か月くらいの時間について
ご本人と奥様の両方の目線から語られていて
夫婦のいつか来るそのときの「心づもり」に
少し触れることができます。

死ぬことは変えられない。
モーレツに働いて
がんばればできないことはない、を
体現して世の中に求められてきた方には
この、変えられないこと、って
ものすごく受け入れ難かったと思う。

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暮らしの中にも、大小の変えられないことが
グラデーションで存在していて
悩み苦しみって、その周辺で発生していると思います。

若い頃は、わーわー言っちゃったり、
リセットしちゃったりで済んだことも、
歳をとってくるとそれでは
済まされない逃げられない。

変えられないことに
がっつりなのか距離をはかりつつなのか
相手や事柄によりけりだけど、
向き合うこと・向き合い方を考えることは
モノの整理と似ていると思う。

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昨日スーパー行ったら、
金子さんの好きだった
グリコのアーモンドピークも値上がりしていたよ。

私も、
「3点盛り」を意識して、
皆様のお役に立てるような
整理の意識改革・行動変容につながるものを
発信していけたらなと思ったものでした泣くうさぎ