お久しぶりにブログ更新します。長い間、冬眠しておりましたが春の陽気も訪れ、今だに“あけましておめでとうございます”もさすがにもういいということで、ひさびさに安松町だんじり関連(!?)でUPします。

 先日、仕事の所用で東京を訪れることがあり、週末が絡んでいましたのでオフを利用し、鎌倉まで足を伸ばしてきました。天候まあまあでしたが、さずが休日とあって観光客(参拝客)も非常に多く、関東でも人気のある観光地だと感じました。鎌倉といえば、鶴岡八幡宮。すなわち安松町の正面桝合にある“鶴岡八幡宮 放生会”の舞台でもあります。この場面は、平成16年の大修理以前も大屋根右側に入っていた彫り物で、八幡神社を氏神とする安松町には非常に深い繋がりがあります。
 
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 まずは鶴岡八幡宮の玄関口であるJR鎌倉駅。駅前には観光案内所もあり、非常にたくさんの人で賑わっていました。観光MAPを頂いて、鶴岡八幡宮へと急ぎます。八幡宮までは、表参道である一直線に伸びた若宮大路と、両側に土産物屋が立ち並ぶ裏参道、通称:小町通りが続いています。最初は、“近道”と表示のあった小町通を歩いていましたが、本当にたくさんの人が行き交うので、途中で若宮大路のほうにルートを替えました。一直線に伸びる参道に圧倒されながら、人も閑散としていたので気分良く目的地へと進むことができました。

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 大鳥居からまっすぐに太鼓橋を超え、舞殿があり大石殿を上がったところに本宮がそびえます。由緒は、康平6年(1063年)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、材木座に源氏の氏神として八幡宮をお祀りしたのが始まりで、その後、頼朝公が建久2年(1191)現在姿に整えたとあります。そして、長い年月を経過する過程で、全国から崇拝を集め、各地の村々に八幡宮(八幡神社)が氏神様として、お祀りされるようになった(ご参拝のしおりより)とあります。

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 難しい話は、鶴岡八幡宮HPで確認していただくとして、やはり安松のだんじりに携わっている者が気になるといえば、やはり“放生会”の場所ですね! 一通りお参りした後、地図を眺めていましたが、広い神社の中にはそれらしき場所がたくさんあります。そこで、社務所を訪れその場所を伺ってみました。
するとかなり丁寧に“放生会”について教えていただきました。こちらの知識のないことが恥ずかしいぐらいで理解できない部分もたくさんありましたが、非常に内容の濃い話を聞くことができました。抜粋すると、こんな感じです。放生会は、元をたどると、仏教的な教えの要素もあり、広く当時に広めることで意味を成していたということです。また、その場所については、現在でも分からないということでした。
ただ、当時から存在した池といえば源氏池と平家池であり、そのどちらかということでした。早速、それらしきところを探し、写真に収めてきました。

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 正面桝合いと比較しましょう。

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 彫り物と似ているといえば似てないことも・・・。(こじつけか・・・)

 一度訪れてみたい場所であったので、非常に有意義な一日となりました。

 最後に、江ノ島からみた夕日(右は富士山)がきれかったので載せときます。

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