おはこんばんちわ


 久々にコンスタンティンを鑑賞しました。

 今から10年以上前の映画です。

 恒例BGMは、そのメインテーマを。

A Perfect Circle - Passive  


 神を敵だと思っているワタクシは、マトリックス同様好きな映画の1つです。

 印象に残るシーン。

 コンスタンティンは、3次元界に入ってこようとする悪魔を見つけると、地獄へ返すということをしていますが、それは、自分自身が地獄へ行かない様にする為の策だったりします。

 ガブリエルは、そんなコンスタンティンを自分の為に行っている善行とみなし、「お前みたいのは地獄が相応しい」みたいなことを言います。

 コンスタンティンが2度目の自殺を図ったとき、サタンがコンスタンティンを地獄へ引っ張りこもうとしますが、アンジェラを助ける為にやった自己犠牲の自殺だった故に、コンスタンティンを地獄へ連れていくことは出来ませんでした。

 ガブリエルは、"運命の槍" の力を借りてサタンの息子を3次元界に解き放とうとしますがサタンに阻まれ、そんなガブリエルは神によってタダの人間にされてしまいます。

 そして、最後にコンスタンティンが語る言葉。

 
 全ては神の配剤だ

 そうと分かるまで

 俺は2度死にかけた

 聖書にこうある

 "神の御業は謎めいている"

 それが好きな者もいれば

 嫌いな者もいる


 個人的には後者です。

 それに、"全て神の配剤" というのは、わざわざ2度死にかけなくても分かっているつもりでおります。

 あと、天国にも地獄にも行きたくない。

 "銀河鉄道の夜" のカムパネルラみたいに、ブラックホールに吸い込まれて魂を抹消したいです。

 カムパネルラも自己犠牲で死んだのに、それでもブラックホール行きの切符を持たされてしまった。

 
 
 天国にも地獄にも行きたくない。

 行きたいのはブラックホールだ。