KSRでぼちぼちと バックステップ装着とタイヤ交換 | さこパパの趣味日記 ACT2

KSRでぼちぼちと バックステップ装着とタイヤ交換

今日も暑いですけどねー。

気分がノッていますのでKSRの作業やりますよー♪

 

以降、記事が長いので適当に流してみてやってください。

KSR2のバックステップ製作に興味のある方はじっくりと。

 

まずは前の日の作業。

 

購入したキッククランクの改造をします。

 

購入した汎用キッククランクのスプライン径がKSRのスプライン径とは異なり、そのままでは取り付けができませんでした。

そこでスプライン穴がある部品はKSR80の純正部品をそのまま使用し、購入したキッククランクシャフトのみ使用することにしました。

こんな感じで。

 

ただ、この方法にも問題があり、KSRのスプラインが切ってある部品とキッククランクシャフトの連結部の径が少し異なりました。

 

購入したキッククランクの軸穴がΦ13mm、KSR側の軸がΦ12mmです。

約1mmのガタができてしまうためこれを修正します。

KSRの軸はノーマル戻しの関係でできるだけ弄らないようにしたいので、購入したキッククランクの穴の方を修正することにしました。

 

購入したクランクの穴をΦ13からΦ12に修正するためにブッシュを圧入する方法をとります。

ただし、圧入するブッシュの外径がΦ14なので、キッククランクの穴をΦ13からΦ14に拡張します。

ドリルで下穴、リーマで仕上げます。 公差はH7(ブッシュのカタログより)。

 

 

 

あと、キッククランク側の厚みも1mmほど違いましたので、手仕上げですがやすりで削り1mm薄くしました。

 

 

プレスでブッシュを圧入します。

 

 

ブッシュを入れたため、キック収納時の位置を決めるノッチのバネが入る穴がふさがってしまいます。

同じ穴サイズのドリルで明けました。

 

あとキッククランクの足を掛ける部分が少し長いのでKSRの車格には似合わないと思い少しカットしました(少しのつもりがだいぶカットしてしまいました)。

 

加工をした箇所はメッキがなくなっていますので、削った箇所に錆が来ないようにシルバーの塗装をしました。

 

キッククランクの修正はこれで終わりです。

 

 

そして本日。

 

涼しい間(既に暑いですが)に力仕事をやろうとまずはタイヤの交換からやりました。

 

今回は後輪のみ交換。

タイヤはいつも通り、レースや走行会で使用した中古タイヤを購入しました。

タイヤの銘柄はTT93GP PRO 120/80-12 ミデアムソフトです。

 

今日は踏み台ではなくレーシングスタンドに載せました。

 

 

タイヤをサクッと外し。

 

 

今回の作業ではYouTubeで勉強した、タイヤレバーを使ってのビード落としをやってみました。

 

 

ビックリするぐらい簡単にビードが落ちました。

あとは力が必要なタイヤ外し。 

汗をぼたぼた流しながら格闘。

なんとか外れました。

 

 

再び汗だくになりながらタイヤをはめます。

外す時よりハメるほうが簡単ですね。

 

 

コンプレッサーを使用しエアーを充填。

ビードは簡単に上がりました。

 

 

適正圧にして。

 

 

車体に装着。

 

 

外したタイヤ。

十分使いきりました。

お疲れ様です。

 

 

外したタイヤはまたの機会に2りんかんに持っていって処分(有料)してもらいましょう。

 

一旦休憩してから、バックステップの取り付けを始めます。

 

まずは、キックペダルから。

 

角度を考察しながら取り付け。

まずは問題なく取り付きました。

あとはステップを取り付けてから干渉とか確認しながら調整をします。

 

 

次!

ブレーキペダルの取り付け。

こちらも問題なく装着。

 

 

いよいよ、バックステップに取り掛かります。

右のベースプレートから取り付けます。

最初にエンジンマウントボルトを外します。

それとスイングアームのピボットシャフトのナットを緩めて外します。

この辺りはもう何回もやってますので、スイスイと作業が進みます。

 

ステップのベースプレートをあてがい、ベースプレートとフレームのエンジンマウントステーとの間にスペーサを差し込みエンジンマウントボルトを差し込みます。

エンジンマウントボルトは延長したものを購入(M8×175mm)。

 

 

ピボットシャフトを抜きます。

 

 

購入した延長ピボットシャフト(M12×220 ※10mmカットした寸法)を差し込みます。

 

 

反対側。

前回仮付けした時に購入したピボットシャフトが長かったので、10mmほどカットしました。

長さばっちりです。

 

 

アルミで製作した延長ナットにてエンジンマウントボルトを締めます。

 

 

左側のベースプレートを延長ナットのタップ位置に合わせ、ボルトをいれたら、ピボットシャフトとともに締めます。

 

 

これで左右のベースプレート取り付け完了です。

 

右側のステップを取り付けます。

 

 

合わせてリアブレーキセンサースプリングとペダルリターンスプリングを取り付けました。

 

 

ブレーキリターンスプリングはプレートに干渉するのでカバーをしなければいけないのですが、作り忘れていました。

仮につけるのに何かないか探したら。

2ストオイルの補充に使う、ノズルの口がちょうどいいサイズだったので切って被せました。

後日良いものを探しましょう。

 

 

右側ステップ完成。

 

 

続いて左側。

チェンジペダルを外します。

 

 

シフトペダルを取り付ける前にシフトリンクのピローボールにカバーを付けます(片側がついていなかったので)。

RZの在庫の部品を使いました。

 

 

仮付けしてみます。

 

 

リンクの通りはまっすぐになったようです。

 

 

 

とりあえずこれで固定。

シフトの感じを見たいのですが、KSRはエンジンを掛けないと2速より上に入らないのでエンジンを掛けられるようにします。

 

で、ステップを付けるまで保留にしていましたが、キッククランクの方確認をします。

キッククランクを開いた時にストッパーの位置の問題で90度より少し行き過ぎてしまいます。

 

その影響でオフセット幅が狭まり、クランクした時にステップとわずかですが干渉してしまいました。

荒技での対策を考えると

 

1.キックの曲げ角度を伸ばして角度を浅くする。

2.ステップを削って短くする。

 

いずれも家にある工具ではすぐに対応できないことなので、他の方法がないか考えた末、クランク側にタップを切って、そこにボルトを入れて、そのボルトの頭をストッパーのあてにして、90度で止まるように削って調整する方法を取りました。

この方法なら家にある道具で何とかなりますので。

 

ドリルで穴をあけ、タップを切る。

 

 

低頭のキャップボルトを締めて。

 

 

ボルトの頭を削って止まる角度を調整しました。

 

 

キックの干渉も回避。

 

 

これでエンジンが掛けられます。

 

エンジンを掛けてから私道内を走って確認。

うーん、リンクの角度が悪いのか、シフトのタッチが悪い。

それと、シフトペダルの赤いゴムが緩すぎてクルクル回り、シフトした時にグニュッとして気持ち悪い。

 

ちょっと修正します。

ゴムはRZの純正の物に交換。

それとエンジン側のシフトレバーの角度を寝かせすぎていたので、なるべく垂直位置になるようにしました。

 

ビフォー

 

 

アフター

 

 

で、レバーをこの角度にするためには、シフトリンクのリンクシャフトが少し短かったので長くする必要がありました。

RZのシャフトが使えるかなと思ったら、ほぼ同じ長さで使えませんでした。

 

家の中にある部材を探した結果。

 

高ナットと長めのボルトを切ったズンギリで対応することができました。

 

 

再び私道にて試走。

かなり改善されました。

とりあえずこれで行きます。

 

シフト位置が確定したので、チェーンカバーが付けられるように、当たる部分をカットします。

 

 

カバーを付けて確認します。

シフトのリンクの干渉もありません。

 

 

以上でバックステップの取り付け完了です。

 

道具を片して、バイクを一旦片付けて涼しいお部屋で昼寝タイムです。

目が覚めたら、洗濯ものを取り込んで、お風呂掃除してから、バイクの試走をします。

 

完成したバックステップを付けたKSRの写真を撮りたかっただけなので、近所の芦田川の河川敷の駐車場に行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素人がフライス盤を使わず、ノコ盤でフリーハンドでカットした割にはいい出来ではないでしょうか?

 

河川敷まで試走して感じたこと。

 

まず、ポジション。

これは意外にもよかった。

RZはバックステップにした時点でかなり足が窮屈になった記憶がありますが、KSRはシートをややハイシート化しているので、座った時のステップの高さが窮屈にならず、むしろちょうどいい感じでした。

 

あと、踏み位置が後方に下がった結果、ステップに足を載せた時の膝の位置もやや後方になり、タンクのニーグリップがとってもしやすくなった。

 

ちょっと改善しなければと思ったのは、シフトペダルの短さ。

シフトアップの時につま先を入れるのに苦労しました。

 

あとから、気が付いたのですが、流用元のCB750(RC42)のシフトペダルはフットペグと同軸取り付けではなくて、別に軸を設けた方式のシフトペダルでした。

こんな感じ。

 

 

なので同軸で取り付ければ、短くて当たり前でした。

シフトが出来ないわけではないのですが、比較的簡単に改善できそうなので、明日対応してみます。

 

最後はブレーキペダル、大分内側に入り込んだので踏みにくくなってしまいました。

それと、支点からの距離が短くなったため、ブレーキを掛ける時に踏力がまあまあ必要になりました。

ペダルのペグは、スパイラルさんのバックステップみたいに高ナットで対応してみようかな。

 

7月の頭に思い立って制作を開始したKSRのバックステップ。

いろんな人の協力もあり、3週間ちょっとでここまでできました。

まあ、ガレージスパイラルさんのほぼコピー品と言うこともありまして、作業が早かったと言うこともあります。

 

後日、どのくらい費用が掛かったか算出してみます。

 

KSRミーティングでお見かする諸先輩の変態バイクににはまだまだ及びませんが、ちょっとアップデート出来てうれしい。

また、KSRで走るのが楽しくなりそうです。

 

そうそう、暑ーい中で汗をダラダラかきながら一日中作業していました。

夕方にシャワーを浴びて、ヘルスメーターに乗っかると・・・

朝75kgちょうどだった体重が73kgに。

一日で2kg減。

 

こりゃ、炎天下バイク弄りダイエットを考案しようかな・・・

って誰もせんわな。

 

気温は激アツですが、カープの打線は激寒でした。

森下君に援護なし。

しょうがないで済まされないような状態。

でもまあ、明日勝ってカード勝ち越せばOKかな。

九里に頑張ってもらいましょ。

 

高校野球の広島県地方大会は広陵高校が優勝しました。

途中見てましたが、ほんと決勝らしい良い試合でしたね。

自力の差でほんの少し広陵が勝ったといった感じです。

広島県代表として優勝目指して頑張ってきてもらいたいです。

 

オリンピックも開幕しましたが、私的にはイマイチ盛り上がりに欠けてるかな。

 

まあ、イベントがある方が退屈しないので。

日本を応援したいと思います。

 

さあ、明日も頑張るぞっと。