KSRでぼちぼちと フロントフォークオイル交換 | さこパパの趣味日記 ACT2

KSRでぼちぼちと フロントフォークオイル交換

今日は天気予報通り雨雨雨。

確率100%だったのでバイクでお出かけは今週の半ばにあきらめていました。

釣りの方も。

 

ということで今日はカーポート下でKSR弄りをやります。

 

気になるところは改善していこうということで、リアショック交換からのいろいろで、フロント突き出し量調整、シート改造等々で街乗りは多少乗りやすくなりました(直線だけね)。

 

しかし、先日グリーンラインを走った際にコーナーでのフロントの挙動が少々気になっていました(乗り手の下手さもありますよ)。

これはリアショック交換とフロント突き出し量を変えたことによるハンドリングの変化だと思います。

 

で、毎度同じことなのですが、偉大なる先人様達の記事をいろいろと読んでみました。

リヤショック交換からの弊害ででるフロントの挙動に対し、バネレートが異なるKSR110のフォークに変えたり、イニシャルアジャスター付けたりといろんな策がありましたが一番お金がかからず簡単そうですぐに結果が出るオイルの粘度を変える対応をしてみることにしました。

 

KSR80の純正指定粘度は10番。

このサイズのバイクでは定番の番手です。

 

粘度を変えた記事でもっとも多かったのが15番への変更です。

細かにいえば違う粘度をブレンドして調整したり、アジャスターが無い場合は油面を調整したりと工夫されておられる方もいました。

まあ、油面についてはサーキット走るわけではないので細かな調整は必要ないと考え、とりあえずサービスマニュアル既定の量で交換します。

 

フォークオイルはこないだRZに入れたカヤバのオイルが余ってるだろうとご倉庫をさがしたところ、残っていましたが微妙な量。

足らないとすぐに入手できないなどいろいろ面倒なので、倉敷の2りんかんまで買いに行くことにしました。

 

行きがけにスーパーの”二軒屋商店”に寄りました。

目当ては今だ出会っていない”カツサンド”をでしたが、今日も置いてませんでした。

なにも買わないという手はないので惣菜を適当に買いました(とにかく安いので)。

 

そこから2りんかんへ。

開店してすぐだったのでほとんどお客さんがいませんでした。

ハーレー等々のイベントがあったようですが、雨で残念な感じ。

 

フォークオイルはいろいろ見ましたが、価格が手ごろなカワサキ純正を購入しました。

ちょっとだけ店内をウロウロしましたが、ネットの方が安いものばかりなので見るだけとなりました。

 

お昼ご飯を外食する為、娘も同行していました。

なのであまり待たせるわけにはいかないので適当に時間をつぶして退散。

 

お昼ご飯にはちょっと早いので、倉敷周辺をドライブしました。

 

お昼前に”うどんのたぐち”に到着。

お昼ご飯はうどんにしました。

 

今日はでっかいおあげが入っている”キツネうどん”とおでんを食べました。

すんごいおあげでうどん本体が見えませんね(笑)

 

おいしくいただきました。

 

お昼ご飯をすませたあと、広域農道を通って福山に戻りました。

福山に着いたらアストロプロダクツに寄って工具を購入。

 

帰宅後すぐに作業を開始しました。

良い感じで雨もやみました。

そして暖かい~。

でも虫がいっぱい飛んでうっとおしー

 

さて、フロントフォークのオイルを交換するにはトップキャップを緩めなければなりません。

結構錆びて固着して緩まないことがあるとのことで、ゴムカバーを外した後、緩みやすくなるようにキャップの縁(ネジ部分)にCRCを吹いておきました。

うちのKSRも錆はありましたが、ネットで見たような酷なものではなかったです。

 

KSR80のトップキャップを緩める工具は12.7の□となります。

ハンドルが干渉するのでハンドルを外します。

 

レンチでトップキャップを緩めます。

その前にトップブリッジのフォーククランプボルトを緩めておく必要があります。

クランプボルトが締まっているとフォーク外周が締めつけられて、中にあるトップキャップも一緒に絞められているので緩めることができません。

 

ここではトップキャップを緩める作業だけ、キャップを完全に外すのはフォークを車体から外した後に行います。

また、フォーク取り外しは両方一度に行わず片側ずつ行いました。。

 

左側はケーブルガイドとかつながっているので、あらかじめ外しておきます(右側はキャリパーなど)。

 

まずは左側から(意味はないです)。

反対側のフォークはそのまま、アクスルはホイールまで刺さってます。

なんで片側ずつの作業かと言うとジャッキアップが不安定で、両方同時にフォークはずして作業はジャッキが外れたときに怖いなと。

そんだけの理由です。

カーポートの天井の梁からベルトで吊っておけばいいんですけどね(RZではやってます)。

 

はずしたフォークのトップキャップを完全に緩めます。

逆さにしてオイルを抜きます。

透明感があるのでオフロードハイク用のオイルかな?

 

しばし逆さにしてなるべくオイルを抜きます。

 

その間に三つ又やトップブリッジのクランプ部の錆び落としやタッチアップを行います。

 

 

こっからの作業は手が油まみれになるので写真はありません。

なんだかんだでサービスマニュアル既定のオイル量をフォークに入れました。

エアー抜きなどしてトップキャップを締めます。

トップキャップの最終的な締め付けはフォークを車体にセットしてから行います。

 

左のフォークをセットしてから次に右のフォークを外します。

アクスルは抜いて左のフォークから仮にさしておきます。

 

右側も同じように作業します。

 

 

オイル交換後フォークを車体に組み付け、トップブリッジ、三つ又など芯出しをしてから各部を本締めします。

最後にフォークのトップキャップを本締めします。

 

ハンドルを取り付けて完成です。

粘度を変えたのでフォークの突き出しは純正の規定値(14mm)に戻しました(もうシートもカスタムして前下がりになってないですしね)。

走ってから不都合があれば調整します。

 

 

次の作業ですが、先日取り替えたチェーンアジャスタープレートのワッシャを交換します。

純正のアジャスタープレートより板厚が4mmほど薄くなったため、アクスルのナットを締めた時にナットが入りすぎて回り止めのコッタピンが入る穴を通り越してしまう不都合が起きました。

そこで、先日の作業では間に合わせでオイルドレンボルトのアルミワッシャ(厚み2mm)を2枚重ねて対応していました。

 

ネットで何かいいものが無いかさがしたところ、ステンレスに金メッキした切削ワッシャを見つけたのでちょっとお高いですが購入しました。

 

色に一体感が出ていい感じになりました。

 

これにて本日の作業は終了!

 

一時は止んだ雨もまた降ったり止んだりとせわしなく結局試走には行けませんでした。

 

それでもと敷地内の私道をちょっとだけ往復しました。

手でサスを沈めた時には硬さに変化があまりないように思えましたが、乗ると違いを体感できました。

 

果たしてコーナーではどのようになるでしょうか?

 

明日は晴れるかな?

晴れれば午前中にテスト走行をしてみます。