RZでぼちぼちと フォークオイル交換と試走
今日は晴れたり、曇ったり、雨降ったりと微妙な天気でした。
そんな中、RZのフロントフォークのオイル交換を行いました。
距離や時期が来たから交換するというよりは走行時のフロントフォークの挙動がしっくりこない(それを突き詰めるまでの腕はないですよ)のでオイルの粘度を変えてみようかなと思いました。
ちょうど先日南海部品のセールで購入したKYBのフォークオイルがありますのでそれを使います。
今はサービスマニュアル通りヤマハ純正の10番を入れております。
KYBのは15番です。
現状ですが、ブレーキング時の沈み込みが大きく、早い、また加速時の伸びも早い。
要はサスのストロークの挙動が激しく抑えきれていないといった感覚。
その為か、フロントの接地感が乏しく、特に下り坂で怖く感じます。
もう少しゆっくり動いてくれるといいなと単純に粘度を変えようと思いました。
オイルのメーカーによっては同じ番号でも粘度が異なるとか。
まあ、入れてみてダメなら元に戻せばいいことです。
フロント周りをばらしますので、メンテナンススタンドを立てて、ジャッキでフロントを浮かして、コケ防止の為、荷締めバンドをカーポートの柱に掛けバイクを吊りました。
スタビ、キャリパー、フェンダー、ホイール等々外していきます。
フォークは片側ずつ作業を行いました。
予備のステムを利用してプーラーをかけ、キャップを押して、クリップを外します。
サービスマニュアルではドライバーなどでキャップを押して、その間にクリップを外すとありますが、片手がふさがった状態でクリップを外すのは至難の業です。
キャップを外したら、バネを抜いて、オイルを抜きます。
左から始めましたが、左のオイルはまだきれいでした。
余っているフォークオイルを少し入れ、サスをストロークさせて簡単にフラッシング。
汚れたオイルがある程度でなくなるまで行います。
フラッシングが終わったら、KYBのフォークオイルを規定量いれて、逆の手順で組み立てて装着。
今度は反対のフォークを同じ手順でばらしてオイルを抜きます。
先ほどの抜いたオイルの上に右側のフォークオイルを出しましたが、右側のサスはオイルが大分汚れていました。
左右でかなりの汚れの差が出ています。
左側のサスと同じようにフラッシングをした後、規定量のオイルを入れて組み立てました。
取り外した部品を組み立てて終了です。
バンド、ジャッキ、スタンドを外して、フロントフォークの硬さを確認しました。
フロントブレーキを掛け、ハンドルを押してサスをストロークさせましたが、少し硬くなった印象。
沈み込み、戻りともに動きがゆっくりになったような気がします。
硬くなったということで、ブレーキ時の沈み込みも浅くなるだろうからフォークの突き出しを2mm程度出してみました。
作業は午前中に終わり、午後から試走してみました。
コーナーが続くのでテストにはもってこいのグリーンラインに入ろうかなと思いましたが、直前で雨が降っていたので路面が濡れていたら怖いと思い、グリーンラインには入らず内海方面に向かいました。
洗谷の峠を越えたら、路面が完全にウェット。
我が家の周辺ではポツポツぐらいの雨でしたが、山の向こうはかなり降ったようです。
当然グリーンラインもウエット状態なので、入らなくて正解でした。
沼隈線を通って、内海町の田島に向かいました。
目指した場所は。
先日ルンルン様がブログで紹介していた、藪椿と水仙の里です。
大半の水仙はもう終わっていましたが、海に近い方は違う種類の水仙が咲いていました。
少しの間写真を撮りながら過ごしました。
その間にポツポツと人が訪れています。
天気が悪かったのが残念でした。
このあと、箱崎漁港方面に向かいました。
漁港付近に釣り人が全くおらずさみしい感じ。
風が強かったですから、釣りも難しいですね。
私もすぐに退散しました。
内海大橋渡るのも結構怖かったです。
そのあと、グリーンラインに入り、いつもの場所で海を眺めました。
沖に浮いてるのは常石の豪華客船のガンツーかな?
平港の玉津島の沖に止まってました。
少し海を眺めたあと、Uターンしてグリーンラインを降り、鞆方面に移動。
いつもの常夜灯が見える雁木辺りに停車。
先週よりは観光客がいました。
じっとしていても寒いので少しぼーっとしてから帰宅しました。
さて、オイル交換後のフロントの感じですが・・・
うん、かなりフィーリングが良くなった!
特に接地感が出てきたので、コーナ前のブレーキングから倒しこみまでの恐怖感が少し和らぎました。
粘度が5番違うだけでもかなり変わるものですね。
交換してよかったです。
では!!