香住泰氏の「稲荷山誠造 明日は晴れか」読了。ディスカバートウェンティーワン社の書籍で第1回本のサナギ賞優秀賞作品賞受賞作です。


一言でいうと爽快感・痛快感ある本ですね、読後がいい。まあ現実にはあり得ないとですがこれは小説と思って読めば全く問題ないですね、誠造と孫の翔の冒険ものというものです。


わずか1週間ぐらいで両者が人間として成長する、勘当した娘にもかかわらず必死に助ける、それも孫と一緒に。孫も引きこもりであったが次第に心を開き、誠造との絶妙なコンビになる。


香住氏の小説は「幸せジャンクション キャンピングカーが運んだ小さな奇跡」に続き2冊目、前作はほっこりする内容で、今作とは全く異なりますが読後感が爽やかなのは同じです。