今ちょうど陰陽師勉強会を開催しているので
その時にもお話ししているのですが
陰陽師・占い師・神職などの資格って？？
という部分を意外と皆さん知らないようです
まず、陰陽師についてですが
陰陽師に資格はありません
なので
勝手に名乗っている人もいるのが現実です
資格はありませんが、その代わり
基本的には家系を継ぐ形で継承しています
つまり基本的には血筋になります
ただ、江戸時代に陰陽師が免許制になった
ことが歴史としてあります
その時に免許状をもらった家も
それから陰陽師を名乗っていることがあります
占い師やスピリチュアリストには
資格はありません
つまり誰でも勝手に名乗ることが出来ます
しかし神社に奉仕する
「神職」には資格が必要になります
年末年始で学生を募集するバイトだけは
例外的に非常勤という形で資格がいりません
神職の資格は現在、
「國學院大学」と「皇學館大学」
の２ヶ所でしか取得することが出来ません
ですので、神職の資格を持つ、という人は
このどちらかの大学で資格を取得している
ということになります
しかしこれにもまた例外的なものがあり、
それが「教派神道」というものです
天理教・扶桑教など聞いたことありますか？
これらは独自に希望者に講習会などを開いて
資格を与えることがあります
これはちょっと例外的なイメージでいいので
基本的には「大学で取得する」と
覚えておくと良いかと思います
東日本なら東京の國學院大学
西日本なら三重の皇學館大学
という感じです
うちの家系は伊勢ということもあって
皆、皇學館に高校から行っています
一方でお寺のお坊さんになると
「師」の元で修行をし、「得度」という式
を持って、僧侶となります
神社には神社の神職になり方
お寺にはお寺の僧侶のなり方
というのがそれぞれあるということですね
意外と知らなかった方も
多いのではないでしょうか
こんな話も勉強会ではしていますので
興味のある方は是非ご参加ください
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