運命の「2018年10月25日」
プロ野球ドラフト会議は、指名漏れという結果に終わりました。
「ラスト1年」に賭けてきたショックと悔しさに堪えきれず、しばらく無気力で頭も心も整理がつかない状態になりました。
SNSでは現役続行を希望するファンの方から熱いメッセージが…
「今度こそ圧倒してNPBへ!」「来年も投げてる姿を見たい!」
当初の周りの反応から比べるといかに光栄な事か。
沢山のメッセージを拝見し「先に進まないと!」という気持ちにさせてくれました。
今後どうするか…
何も整理がつかない状態で考えてもラチがあかない。
そこで最初に動いたのは、サポートしてくださった方やお世話になっている方へのドラフトのご報告でした。
「Sky Live-R」東京都新宿区にあるジム
ほとんどの方から「もう1年やって欲しいけど簡単に言えない。どういう決断をしても尊重して応援する!」と言っていただきました。
お世話になった方とお話することによって僕自身がどうしたいのか、今後どうなりたいのかというのが見えてきました。
モヤモヤしているなら「もう1年やって今年と比にならない活躍をしてやろう!」と思いましたが、中々覚悟が決まりません。
このまま中途半端にやる事によって野球も自分自身も嫌いになりそうな予感がしました。
そして、色んな方とお話をして考える内に、僕は野球でトップになるという事よりも人としての成長を1番求めている事、未練はあるけれどプロ野球に対する熱が冷めてしまった事に気が付きました。
「このタイミングで野球を辞めて良かったと思えるように人生を謳歌しよう!」と引退する事を決め、改めてお世話になった方々へご報告に行きました。
引退のご報告中にお世話になった方が涙を流していただく事もありました。
両親からも初めて野球を続けて欲しいとも言われました。
しかし、僕の気持ちはブレません。
そんな中、最後にご挨拶へ伺った方とのお食事で僕の未来について語っていただき、お話の最後にメジャーリーグのマイナーキャンプの仕組みを聞きました。
「世界中から数百人が集まり、1ヶ月ほど試合を行い最後に残った数十人が契約を勝ち取るというサバイバル」
それに参加できるかもしれないとお話をいただき、持ち帰ってよく考えました。
ちょうど日米野球が開催されているときでしたが、メジャーリーグは夢のまた夢で選択肢の中には一切存在しておらず、客観的に見ていました。
しかし、思ってもいないチャンス!
これは誰にでもあるチャンスではない。
旅行で海外へ行くよりも「メジャーリーガーになる!」という明確な目標を持ってアメリカへ行った方が絶対に学べるし、新たな発見もあるからこの挑戦が1番成長できると確信し、「3月までにチャンスを掴めなかったらその時こそ引退だ」という覚悟でメジャーリーグに挑戦する事を決めました。
シーズン中「やすこ頑張れ!」と熱心に応援しくれた熊谷市の広瀬ヤンガースの選手達にも報告
挑戦を決めてからショーケースのお話をいただき、まりえさんと出会い、凄いスピードで物事が進みあっという間に2018年を終えました。
ショーケースの具体的な日程が見えてきました。
メジャーリーグのチーム、アメリカの独立リーグ、メキシコのチームとの試合が組まれています。
最大限のアピールをするため、アメリカのボールを取り寄せてストレートのコントロール、スライダーの質、スプリットの落ち方を突き詰める練習に取り組んでいます。
それと形になってきた新球種のパワーカーブ。
過去最強の自分を作り上げて渡米します!!!
(メジャーリーグ公認球)
そして、クラウドファンディングで支援してくださっているTEAM安河内の皆様。
多大な感謝を申し上げます。
沢山の支援をしていただき、尚且つ応援のコメントを見ると毎回泣きそうになります。
TEAM安河内がモチベーションの1番の原動力です。
TEAM安河内の皆様と喜びを分かち合いたい一心で日々歯を食いしばっております。
皆様の支援を無駄にはしません。
クラウドファンディングも残り2週間を切りました。
正直、目標額に達するか不安もあります。
しかし僕がやる事に変わりはありません。
応援して良かったと思っていただくよう努めるのみです。
どうか今後とも宜しくお願い致します。
最後まで読んで下さってありがとうございました!!
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クラウドファンディング「CAMPFIRE」にてプロジェクトページを公開中!