【スタッフより】
宮本妥子プロデュース新進音楽家育成プログラムシリーズ
「湖鼓から未来へ」ガラコンサートにご来場いただきまして、
誠にありがとうございました。


湖鼓から未来へ

第1部ピアノ部門の1曲目は、赤星里奈さん、犬伏純子先生で
モーツァルトの4手のためのピアノソナタ 変ロ長調KV358を。


モーツァルトが、姉のナンネルと自身のために書いたものと
言われており、彼の家族への深い愛情にあふれた、温かみのある曲。

優雅に、優美なお二人の息の合った連弾でした。



湖鼓から未来へ


2曲目は、ラヴェルのラ・ヴァルス多彩な音色とともに奏でられる
刺激的なリズムが特徴の曲。


赤星里奈さんと稲垣聡先生が向かい合って演奏する、

圧巻のバルトークが繰り広げられました。



湖鼓から未来へ


3曲目は、ラフマニノフの6手のための“ワルツ”“ロマンス”を。


1台のピアノに3人が座り演奏する6手編成はとても珍しいものですが、

スカローン家の三姉妹が演奏できるように編成されたもの。


三姉妹の愛らしさ、初々しさ、ラフマニノフの優しい眼差しの

情景がうかんでくるようでした。