こんにちは
Little angelのYasukoです!


私は、子育てにおいて

大切にしている言葉や
誰かから聞いて印象に残っている言葉などが
いくつかありますが、


「感情は、
 感情に対する名前をもらった子にしか
 育たない」


という言葉も、私にとって
印象に残っている言葉の1つです。
ある子が友だちとケンカして
その子を叩いちゃったとしましょう。

そんなとき、どうしてケンカになったのか
ゆっくりと聞いてあげますよね。


そのとき…

子:だって◯◯って言ってきたから。。。

母:◯◯って言われたのが
     嫌だったんだね。

     それで怒っちゃったの?

子:うん。

母:そっか、そっか、
    怒れたから叩いちゃったのかぁ。


というように
叩いたことは良くなくても、まずは
「こう言われて嫌だったんだね」
「こうされて悲しかったんだね」など

子ども自身が自分の気持ちを
整理できるようにしてあげます。


そして、そのときの 子どもの感情を
大人が言葉にしてあげることで


子どもは自分の
「嫌な気持ち」「悲しい気持ち」
「怒ったときの気持ち」「悔しい気持ち」
を理解することができ、


また、


「こう言われると嫌な気持ちになる」
「こう言われたら怒りたくなる」
ということも理解することができます。



そして、その繰り返しの中で次第に

「こうしたら相手は嫌な気持ちになる」
「こう言うと相手は悲しむ」と
相手の気持ちも考えられるように
なるそうです。
子どもの気持ちに寄り添ったり
共感したりする言葉をかけることは

わかってもらえた安心や嬉しさを感じられる
ということに繋がるだけでなく

感情に対する名前をもらうことで
「自分の感情を知る」ということにも
繋がっていくそうです。




もちろん、嫌な感情だけでなく、
嬉しい感情も同じです!


「手伝ってもらえて嬉しかったね」
「一緒に遊んだら楽しかったね」
「こう言ってもらえて元気が出たね」

と言葉をかけていくと
「嬉しい気持ち」「楽しい気持ち」
「幸せな気持ち」「大好きな気持ち」など
自分の感情をより実感し、


周りの人ともその感情を
分かち合うことができるようになります。



「嬉しい気持ち」がわからないのに
周りに親切にすることはできません。

「嫌な気持ち」がわからないと
相手が嫌がっていることに
気づくこともできません。

それは何も、
小さい子に限ったことでなく

子どもの周りの環境は常に変化しますし
感情もより複雑になっていくので

子どもが成長していく中でも
とても大切なことになってきます。



子どもが何かにモヤモヤしているときは
ゆっくり話し合い、

「今、このことに困ってるんだね」
「そのことが嫌なんだね」
「本当はもうやめたいんだね」と
まずは子ども自身が自分の感情に
向き合えるようにし、


それから「これから どうしたい?」と
問題解決に寄り添っていくことを
大切にしていくといいそうです。


そして問題解決できたときに感じた
嬉しさや自信、周りの人の温かさから

またその感情を周りの人と
分かち合っていけるようになるそうです。




「感情は、
 感情に対する名前をもらった子にしか
 育たない」


これからも意識していきたいと思います。