母のような、父の機嫌ばっかり取っていて、父にかわいこぶりっこしていた母に育てられてしまったせいで、
女性を敵に回してしまいそうな言動をしていた過去があった。
だけど、成長して、いろんな現実を知って、今を生きていくうちに、
自分らしい生き方こそが本来の私だと気がついた。
遅かったかもしれないけど、気がついて良かった、これで娘とも仲良くなれると思ったものだった。
母のような生き方だと、わがままに生きる女性に嫉妬したり、
仕事を優先する女性を認められなかったかもしれない。
母の一番良くなかったことは、子供よりも父ばかり優先するところだった。
子供の気持ちを考えることをしない人だった。
そこまでして、父の気持ちを優先するのは、男性優位思想の大失敗ではないだろうか。
男性優位思想は、男性を駄目にする以上に、母になれない人間をつくったようだ。
父が亡くなって、いい人になった母だけど、
母のような女性にはならないと、もっと早く気がつきたかった。