この作品は、日本ではぶっ飛んだ人達と思われるかもしれないけど、
アメリカ映画では、
誰だって、クレイジーな面があるけど、
克服する勇気を持って、立ち直る事が出来るといいたい作品のようです。
最初は、美男美女の恋愛物語かと思ったけど、
男性は、精神科の病院から退院したばかりで、
かなり不安定だった。
女性も、繊細すぎて、夫を事故で亡くした事が心に突き刺さっていて、
とんでもない行動をして、薬中毒のような言動もあった。
アメリカでは、そういうクレージーな面がオープンで、
セラピストが多く登場していた。
男性のことをクレイジーハウス帰りだと、馬鹿にする友達も登場したりして、
日本ではここまでオープンではないので、見ていて戸惑ったけど、
何を表したいのか、何を言いたいのかは、優しく説明してくれる映画で、
引き込まれていった。
中盤は、ダンス大開に向けて練習したり、お互いを知る男女の友情のもの語りみたいだった。
だけど、ラストは、情熱的なダンスを披露するなど、
やっぱり、美男美女の恋愛物語だった。
人は傷つきやすく、誰だってクレイジーになることもある、
だけど、目標を持って生きているうちに、病気は回復し、立ち直れるというのがラストだった。
誰だって、精神的な病気になることもあるけど、
薬ではなく、いいセラピストや理解ある家族、同じ様な傷を持つパートナーによって、立ち直れるという話だと思う。