2023/02/06 (34)
行ったことのない場所が多すぎるので、一泊二日でちょこちょこ出掛けます。
行きの飛行機が富士山の上空を飛行しました。
感激です。
で、今回は別府温泉。
ドロ湯の温泉
別府温泉保養ランドに行きました。
腐食粘土に硫黄化水素ガスと地下水が混ざって、鉱泥というサラサラなドロを作り出しているんだそうです。
露天部分が混浴ですが、柵でエリア分けはされています。
また中央に小屋があるのでしっかり目隠しされた部分もあるし、そもそもドロ湯なので肩まで浸かっていれば見えません。
また露天風呂の他、男女別のそれぞれの内湯にはドロ湯やコロイド湯(白濁の温泉)などがあります。
ドロ自体はとても良いものに感じましたが、ドロ湯は掃除できないでしょうし、建物が大変古いので管理が大変そうだと思いました。
別府温泉の地獄めぐり
至るところで湯けむりが立ち昇る別府の街。
その別府の街の鉄輪、亀川地区の噴気・熱泥・熱湯などが噴出している所を”地獄”と称して、7つの温泉の源泉をまわる「別府地獄めぐり」という観光ができます。
7つの地獄全部まわるなら2000円の共通チケットがお得ですが、私達は「海地獄」と「かまど地獄」の2箇所だけを観光しました。
地獄は1箇所400円なので、7箇所行くなら共通チケットは800円お得ですね。
かまど地獄のお湯の色は変化するそうです。
鉄輪温泉かんなわおんせん
ここは別府の温泉街の観光の中心地です。
おにやまホテルに泊まりました。
このホテルは7つの地獄めぐりのうち、徒歩圏内に5つの地獄が集まる場所にある観光の中心地です。
ホテル内には温泉は3箇所ありましたが、空の湯という屋上露天風呂が最高に気持ちいい。
部屋から見える景色は街のあちこちから立ち昇る湯けむり、その向こうの海、海に昇る日の出。
食事も温泉も従業員の方々の接客も、大変良いホテルでした。
街中湯けむりが立ち上っています。
鉄輪かんなわむし湯
ハーブのような良い匂いの石菖という薬草を敷き詰めた蒸し風呂です。
レンタルの浴衣を着て、薬草の上に8〜10分横になり蒸されます。
広さは8畳間くらいの石室で定員4名、ここは天井が低いです。
狭いところが苦手なので少し不安になりましたが、目を閉じて香りを吸い込んで呼吸に集中しているとリラックスしてきました。
大量の汗が出て、悪いものが全部出た爽快感でいっぱいです。
この蒸し湯のあとは併設の温泉に入ります。
肌がしっとりした感じです。
鉄輪温泉で一つだけ選ぶとしたら、この蒸し湯だと言われるのがわかりました。
別府のグルメ
初日のランチは海鮮パフェで人気の「いっき」。
「いっき」の入口
海鮮パフェは量が少なく見えましたが、そんなことは無いです、十分です。
2日目の朝、初日に行った海地獄に戻り、入り口手前のお土産屋さんに立ち寄りました。
小さいおまんじゅうが美味しそうに見えて忘れられず買いに行ったのです・・やはり美味しいです。
地獄蒸し卵は5個で300円、賞味期限は2日間なので家に持ち帰り美味しくいただきました。
地獄蒸しプリンはその場で食べたのですが、プラカップのままの普通のプリンだったのでガッカリ。
別府駅発大分空港行きの高速バスの待ち時間に、別府駅ビル「えきマチ1丁目別府 豊後茶屋」で大分の名物を食べました。
名物のとり天は、これまた大分名物のカボスぽん酢と合う!
これが大分の名物おやつ、「やせうま」。
帯状に伸ばして茹でたお餅にきな粉をまぶしたものですが、元々は米粉だったのが今は主に小麦粉で作っているようです。
この帯状のお餅は、味噌仕立ての「だんご汁」としても有名な郷土料理です。
別府温泉の感想
温泉に行ってノンビリしたいというのをよく聞きますが、私は温泉でノンビリなんてできないんです。
宿に着いてお風呂、夕食後にお風呂、朝にもお風呂と1泊に付き最低3回はお風呂に入ります。
多分他の方々も同じように3回は入ると思いますが、クタクタになりませんか?
私はあせだくでクタクタになって、リフレッシュします。
主観ですが温泉はスポーツだと思います。
そう踏まえると、様々な日帰り温泉が多くある別府温泉では、宿はビジネスホテル等にして温泉巡りをするのも楽しいと思いました。
今回入りたくて入れなかったお風呂に「ひょうたん温泉」という日帰り温泉があります。
個性的な温泉が多くあるので自分なりの取捨選択も旅の楽しみです。
それから今回初めて温泉の効果を感じました。
かかとがガサガサな夫と私、二人共ツルツルになったんです!
3箇所の内どの温泉かはわかりませんが・・目に見える効果は嬉しいですね。