義姉さんの両親が帰った後は、、主治医の先生ととの面談予定だった。
少し座って一息ついていた。
あれ?病室にはイスが1つなのに、叔父さんと叔母さん座ってるわ、、。
なんでだろ?
あ!!
私 「叔父さん、それイスじゃないよ笑」
叔母 「簡易トイレや、、」
叔父 「ええ?通りで座りにくい笑」
叔母 「私は気づいたで、座らんかった!」
蓋つき簡易トイレは、両脇に手すりがあるから椅子には見える、、見える?かな。笑
あ!!
お父さんは、昨日の夜オムツからおしっこが2回漏れてしまって、看護師さんに交換してもらった。
お父さんは、痩せてしまったから、、足から漏れてしまう
気持ち悪かったね、、ゴメンね。
パジャマの甚平二着と、パットを買わなきゃ。忘れるとこだった
お父さんに少しでも快適な時間を作らないと!
主治医の先生と面談の時間が決まっていなかったから、看護師さんに聞いてみたら、学会に出てるので、14時くらいですかねー、、また連絡します。とのことだった。
それなら、、と、お兄ちゃんはお仕事。
私達は病院のレストランへ。
年金生活の叔父と叔母が奢ってくれた
私は唐揚げ定食にした。
こんなに、泣いて寝れなくても気持ちが落ち着かなくてもお腹は空く。
そいやー、お母さん亡くなった日も、、、その次の日も私は、、食べれた。
太っていったのを思い出した
多分、そーゆータイプなんだな。笑
3人で会話しながら、、お母さん側の親戚の話になった。
お母さんは4人兄弟で、、今生きてるのは、、長女のお叔母だけだ。
お父さんが、ガンで闘病してるのに、本人に余命を聞いてブチ切れさせた、空気読めない叔母。
配偶者は全員他界。
お母さんは47歳、叔母も含めて60て前で亡くなった、、
なんだかな、、。
お父さん71歳が長生きに思える、、錯覚。
ため息出ちゃう。
ご飯食べてから、病室へ行くと、お父さん寝てる。看護師さんにイスを2つお願いした。
これで、トイレで座らなくて済む。
室内は暖かい空気が流れて、、みんな睡魔がきた
看護師さんが来て、お父さんの様子を見る。
「痛くないですか?調子はどー?」
父 「痛くないよー」
私 「お父さんは看護師さんには、痛いって言わないからなー、、看護師来るとキリってするし笑」
看護師さん、笑って出て行った。
叔母 「そーゆーもんだよ。お父さんのお父さんも肺ガンで亡くなったけど、、、看護師さんいなくなると、、背中痛い痛いーって言い出すんよ」
叔父 「そうだったなー、、笑」
私 「え?おじいちゃん肺ガンだったの?お父さんから聞いたことないよ。」
叔母 「ないかー?産まれてないからちゃう?独身やったよ、お父さんは。こっちにいなかったから世話もしてないし、、」
叔父 「そーゆー言い方すな!仕事でみっちゃんのお父さんは居なかっただけや、そーゆー意味やで」
はい、わかってます 。
だって、私とお兄ちゃん、叔父さん叔母さん、、お父さんと住んでる私がお父さんを看病してきた。
だから、何も思わない。
近くにいる人が、看るのは当たり前だし。
私 「タバコ吸ってた?」
叔父さんは、お父さん見つめた。
叔父 「吸ってたなぁ、、」
こんな話をしてたら、、部屋が暖かくて、、みんな睡魔との、闘いだった。
お父さんは、昨日より体が楽なのか、、イビキをかいて、、柔らかい表情で寝てた。
話を聞いてるのか、、パッと目を開いてポケ〜っとしていた。
このポケ〜〜も、天井の一点や、壁の一点を見つめている。
私 「起きたね〜、何を見てるの?」
父 「フラッシュバック、、、」
全員、固まった。
でも、叔父と叔母は聞き取れず固まっただけだった笑
私 「フラッシュバックって単語よく出たね」
父 「モニャモニャ、、出る」
また、寝た。ぐーぐー。
今度は私も聞き取れなかった。
また、みんな睡魔と戦っていると、、主治医の先生がきた。
お兄ちゃんは、向かってる途中のため、、少しズラして面談してもらうことにした。