皆様、いつもお世話になっております。

 

昨日は140年ぶりの皆既月食だったそうです。私は情報収集を行っていなかったので皆既月食であったことを本日になって知りました。昨日は多忙でブログを書くことができなかったので気を取り直して本日投稿したいと思います。

 

本日のネタは完全に季節外れの中学校の卒業式からです。付属校だった私は隣の校舎に移るだけだったのですが、小学校の卒業式と比較して印象に残る式でした。

 

担任ないしは学年主任の先生から名前を呼ばれて卒業証書を受け取るということは卒業式では自然なことだと思います。私の母校も例外ではなく、名前を呼ばれて部長先生より卒業証書を受け取り、院長先生と握手するというのが流れでした。しかし、中学の部長先生(校長先生)の気配りが大変印象的でした。それは、生徒一人ひとりに「〇〇君、おめでとう。」としっかり名前を呼んで卒業証書を渡してくれるということ。小学校の校長先生もアイコンタクトを取ってはくれましたが、名前を呼んではもらえませんでした。それに対し、中学校の部長先生は、卒業生180人全員の名前を呼んで卒業証書を渡してくれたのです。私の学年は部長先生の授業は直接受けてはいなかったので、顔と名前が一致する生徒は大変少なかったのではないかと思います。しかし、卒業証書に書かれている名前をしっかり確認して、名前を呼んでくれたのでした。

 

入学式、始業式、終業式、礼拝での奨励など様々な場で部長先生の話を聴く機会はありました。決してお話のうまい先生ではなく、話の時間も少々長めの先生でした。しかし、生徒のことを心の底から伝わってくることは伝わってきました。そして、卒業式でしっかり名前を呼んでくれること。その先生の人柄を思い出すとともに、名前を呼ぶことの大切さというものを痛感しました。

 

たわいもない思い出話にお付き合いいただき、どうもありがとうございます。