皆様、いつもお世話になっております。

 

本日6月23日は私が大好きだった母方の祖父の誕生日です。亡くなり既に11年になるのですが、やはり私の守り神として必要な時に現れます。ただ、守り神といっても具体的なアドバイスが降ってくるというよりも「お前は大丈夫」と言ってくれるだけなので、実益をくれるというよりも安心をくれる、そのような役割を果たしてくれています。生前の祖父もそのような感じだったのでこの守り神は祖父だというのはおそらく間違っていないのだろうと感じます。

 

このように私自身は家族の価値観は高いですが、家族は鬱陶しいと思っていらっしゃる世の中の方もたくさんいらっしゃいます。私の両親は夫婦仲は良い方だと思っておりますが、世の中の夫婦全てが夫婦円満というわけではありません。親子仲も私は悪くありませんが、親子仲が最悪という方もいらっしゃいます。両親の夫婦仲が悪かったので、自分自身が幸せな家庭を築きたいとパートナーシップの価値観が高くなる方がいらっしゃいます。また、同じように両親の夫婦仲が悪かったので、自分は絶対に結婚しないと決意をする人もいらっしゃいます。逆に両親の夫婦仲が良いので、自分も同じように幸せな家庭を築こうと考える人もいらっしゃいます。さらに、同じように両親の夫婦仲が良かったので、そこに満足したので自分は結婚は必要ないと考える人もいらっしいます。

 

どの考え方にも正解不正解、優劣はございません。どれもその人がそう判断して選択している生き方です。家族を鬱陶しいと思っても、家族を大切だと思ってもどちらでも構わないのです。

 

ただ、一点だけ注意しておいた方がよいかなと思うことはございます。それは家族に支配された生き方になっていないかということです。すなわち、家族との仲が良いことに対するポジティブの感情、逆に仲が悪いことにネガティブな感情が強かったりすると、無意識のうちに家族に支配された生き方になってしまいます。人間、本来、自分自身のミッションを果たすためにこの世に生を受けてきております。それが家族が原因で実現できないことはもったいことなのではないかと思います。極論を言えば、家族に支配された人生を選択するのも構わない生き方ではあるのですが、私自身は家族との自立な対等な関係の下での人生を歩みたいと思っております。