皆様、いつもお世話になっております。

 

緊急事態宣言が明けました。しかし、東京のエネルギーは相変わらずのようです。収束状態にならないと東京のコンディションは回復してこないかもしれません。以前からわかっていたことではありますが、やはり長丁場のようです。

 

昨日、祖父の祥月命日だったというブログを書きましたが、実家の両親が祖父の仏壇に久しぶりにお参りに行ったようです。その時に祖母の様子の話になったそうです。歩行器を使いながら以前とはさほど生活の質を下げずに過ごしているとのことでした。もともと自己顕示欲の強い祖母で負けることは嫌いな祖母はエニアグラムでいうところの挑戦者タイプ(タイプ8)。米寿まで車を運転し続け、若く見えるということが自分の自慢でありました。95歳の今でもやはり自分は負けたくないという気持ちが強いようです。父方の祖父が「僕は自分のことは自分でできる」と亡くなる当日も主張していましたが、祖母の場合も尊厳はしっかりと残っていて、それが現在の生活の質の維持につながっているのではないかと思います。

 

以前、母がリハビリを1ヶ月延長したという話をしましたが、そのリハビリも祖母の尊厳を守るのにしっかり貢献してくれていました。その尊厳の維持が現在の祖母を支えているのだということを痛感しました。尊厳を守ることは人を元気にするという一面があるようです。

 

そのような祖母のカードは節制の正位置でございます。

安定した流れの中で進んでいくようです。