皆様、いつもお世話になっております。

 

12月15日。12月も早中旬となりました。昨日、今年の漢字が発表されましたが、予想通り(?)「密」でございました。私は「密」か「禍」のどちらかかなと思っておりましたが、3密の言葉の方が使用されていた期間が長かったのでやはり密になったのかなと勝手に思っております。いろいろな動画を拝見していてもコロナが収束していくのは来年の秋になる見込みということなのでまだもうしばらくはしっかりコロナとお付き合いしていくと腹をくくる必要がありそうです。

 

さて、本日のテーマは「ルールだから守る」というフレーズです。かつてエニアグラムに取り組んだ時、私はタイプ6(忠実者タイプ)だと診断されました。ルールを忠実に守る忠実者だと。確かに私自身好き好んでルールを破るタイプではないので、そうなのだと納得しておりました。しかし、数年後、もう一度チャレンジしてみるとタイプ4(個性派タイプ)だということがわかりました。

各タイプの特徴については以下のリンクをご参照下さい。

エニアグラム-タイプ4:個性的な人とは? | 性格タイプ (seikaku-type.com)

エニアグラム-タイプ6:忠実な人とは? | 性格タイプ (seikaku-type.com)

もちろん、生きているといろいろな刺激を受けたり、感化されたりもするので変化があることは不思議ではないのです。しかし、意外と日本人の皆さんはタイプ6だと判定される傾向があるのです。もちろん、本当にタイプ6であれば全く問題はないのですが、本当は違うタイプなのに無理やりタイプ6だと自己欺瞞をしてしまう日本人の方が多いと思うのです。

 

その背景には日本の学校教育の特色があるように思います。学校では全体がスムーズに進むようにルールを定め、ルールを守らせるように指導していきます。むろん、そのこと自体はまずくないわけですが、裏に潜んでいるデメリットには結構無頓着になっている場合は多い気がします。それは指示待ち人間を生み出してしまうということ。先生がこう言っていたから、常識的にそうではないかと。相手の言う通りにしていれば間違いはないという発想を持った人がどんどん育ってしまうという危険があります。社会に適合できるように行っているはずの教育そのものが、社会に適合できない人間を育ててしまっている、そのようなジレンマに陥っている、そんな気がしております。

 

念のためにお断りしておきますが、私はタイプ6の性格が悪いと言っているわけではありません。社交的ですし、空気も読めますし、周囲への気配りもできるところは素晴らしいと思っております。しかし、偽物のタイプ6が生まれてしまっているのは大変残念に思うのです。令和は個性の時代、やはりペルソナではなく、内面の本音で生きて行って頂きたいなと思うのです。

 

このように個性が発揮されることなく終わってしまう人生に敏感に反応するところが、やはり自分は個性派タイプなのだなと思います。このブログを書きながら思ったのですが、ペルソナで生きていくことも一つの個性的な生き方だなと思いました。

 

長文にお付き合いいただき、どうもありがとうございます。