皆様、いつもお世話になっております。

 

本日6月27日は私の父方の祖父の誕生日です。生きていれば99歳。亡くなって早12年が経ちました。

父方の祖父は心筋梗塞でバイパス手術を受け、認知症は抱えつつも祖母と二人トラブルは起こしながらも最後まで自宅で平穏に暮らしておりました。自尊心の高い大正男を絵に描いたような人で「息子や介護施設の世話になるくらいなら死んだほうがましだ」とよく申しておりました。しかし、さすがに認知症がかなり進んでいたので祖母と二人で家で暮らしていくのは無理だなとこちらが思い始めていた矢先、入浴中に心筋梗塞の発作が起き、病院に運ばれましたが、そのまま亡くなりました。

 

人の亡くなり方はさまざまで、どれがよい、どれが悪いというものはないと思います。しかし、プライドの高い祖父のこと。病院で不自由を強いられる生活よりも息子や介護施設の世話になる前に、しかもさほど苦しまずに亡くなりましたので、祖父は最後まで自分の意志を貫き通せたのだと思います。祖父はエニアグラムでいうタイプ8の挑戦者。僕は負けない、さぁかかってこいと孫である私に対しても対抗意識でいっぱいでした。正直なところ思春期はその祖父の言動にかなり悩まされ、両親と一緒に作戦会議を開いたり、父にこっそりフォローしてもらうよう頼んだりしたこともありました。しかし、祖父が亡くなって12年。私自身も祖父と似たところも多いのだなと感じます。私自身はHSPなので周囲の空気は祖父より読んでしまうのですが、負けず嫌いで少々の困難は挑戦して乗り切りたいと思うタイプです。意外と頑固で周囲と衝突することもしばしばという点も祖父に似ているように感じます。

 

祖父が生前に起こしたトラブルは枚挙にいとまがなく、とても1通のブログには書ききれません。祖父のトラブルでシリーズ化できるほどであります。しかし、太陽星座がかに座で、祖父なりに家族のことを常に気にかけていたのだというのはよくわかります。私自身も家族の価値観は高いのですが、そこは祖父の影響を受けているのかもしれません。

 

普段は母方の祖父について投稿する場合が多く、あまり父方の祖父にふれることは少ない気がしておりましたので、本日は父方の祖父について少し語ってみました。

 

お付き合い頂き、どうもありがとうございます。