本日は3月4日に受ける予定だった個人セッションの振替受講でした。

 

2月23日のブログ(https://ameblo.jp/yasujishima/entry-12577281056.html)で報告させて頂いていた母親に関する課題に取り組んでまいりました。

 

まず、母親の好きなところは。。「悩みを打ち明けてくれる」ところです。家族の状況を知っておきたい私は母親が「悩みを打ち明ける」ところに相当ポジティブな感情を抱いていたのでした。日常生活においてあまりにも無意識的に行っていたのでそこを崇拝していることすら気づいていませんでした。

さて、母親が悩みを打ち明けていることでどのようなデメリットが生じているのか、自分の人生を振り返って探っていきます。キーワードは「使命感」でした。母が悩みを打ち明けることで私は家族をサポートせねばという使命感に燃えます。その結果、自分の体や都合の悪い時でも家族の下に駆け付けようとします。それによって疲労が溜まってしまうこともあります。また、私が駆け付けることによって祖父母や母の(無意識的な)依存心を高めてしまっているのでした。もともと、基本自由人である私は依存されることが好きではありません。それにもかかわらず、依存的な人をやたらと引き寄せてしまうところがあります。それは母親の「悩みを打ち明けてくれる」ところに原因があるということに気づきました。なるほど、母親が「悩みを打ち明ける」のはポジティブでもあるが、同時に強烈なネガティブもあるというところに肚落ちして好きなところの課題については完了しました。

 

次に、母親の嫌なところは。。「一面的にしか物事を見ない」ところでした。崇拝している相手だとなかなか相手の嫌なところは気づかないものですが、好きなところの課題が完了したのでようやく見えてきました。さて、「一面的にしか物事を見ない」ことでどのようなメリットが生じているのか、先ほどと同じく自分の人生を振り返って探っていきます。そこでのキーワードは「自立と社会性」です。母親のこの行動により、私は母親に人生相談などはしなくなりました。むしろ、同級生だったり、家族以外の第三者を相談相手として選ぶようになりました。第三者だとよけいな感情をはさむことなく、適切なアドバイスやフィードバックをしてくれます。その結果、私は家では愚痴はほとんど言わなくなりました。家族との適切な距離を取って、親離れすることができたのでした。私は男性ですし、親離れしていない状態であるというのは社会的に見ても結構大きいデメリットになります。母親はそれを回避させてくれていたのでした。そして、同時に気づいたのはそれは両親も私に対して望んでいたであろうということ。両親ともに子どもへの価値観は高いので、子どもが自立していくことは大きなメリットになります。また、自立支援を目指す人間が自立していないとあっては信用がなくなります。母は私の信用を守ってくれていたのでした。

 

最後に「手間をかけさせる」ところのメリットを探してセッションは終了。

 

結論は。。親のありとあらゆる行動は子どもを成長させる。子どもの大きいチャレンジになり、同時に大きいサポートにもなるということ。親の愛は深いなと改めて痛感いたしました。

 

今、ここで親子関係に悩んでいる人にお伝えしたいと思います。どのような親であっても、子どもは成長していきますのでご安心下さい。