法律の細かいことが気になるシリーズその1
HUNTER×HUNTERに出てくる「幻影旅団」は民法の「権利能力なき社団」にあたるのか?
が気になって調べてみた。
権利能力なき社団とは
法律の規定によらないで設立される団体をいう。
法人は法律の規定に従って設立される必要があるとされているため、
権利能力なき社団は法人格を有しない。
「権利能力なき社団」4つの要件
①団体としての組織性を有しているか?
②多数決の原則により運営がなされているか?
③構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続するか?
④その組織についての代表の方法、総会の運営、財産管理その団体としての主要な点が確定しているか?
によって判断される。
幻影旅団とは
冨樫義博の漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する架空の盗賊集団。団長はクロロ=ルシルフル。
団長を蜘蛛の頭、団員を12本の蜘蛛の脚に見立てた13人で構成される。
通り名として「旅団(クモ)」とも呼称されている。
要件を整理してみよう。

1、団体としての組織性を有しているか?
している。メンバーによって役割がある。
2、多数決の原則により運営がなされているか?
団長の命令は絶対だが、団長自身はメンバーの意見を聞いていたので、民主的な運営といえる。
3、構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続するか?
する。蜘蛛のメンバーに欠員が出た場合は補充される。
4、その組織についての代表の方法、総会の運営、財産管理その団体としての主要な点が確定しているか?
団長はクロロ=ルシルフル。その他の主要な点が確定しているかは不明。
多数決原則ではなさそうだけど、後は要件を満たしている。
特に「構成員の変更にもかかわらず団体そのものが存続する」点
よって
幻影旅団は「権利能力なき社団」にあたる!
どうでもいい?そうですか。