個人事業主の行政書士開業に必要な「マーケティング」ってなんだろう?

 

とりあえず「マーケティングとは?」で検索。

「顧客の欲求を満たすために企業が行うあらゆる活動の総称」

顧客のニーズを探るための市場調査・分析、それらにもとづく商品企画・開発、開発した商品を知ってもらうための広告宣伝活動・プロモーションなど

 

…だそうな。

分かりにくいので分解してみる。

1、市場調査・分析

世間にどんな課題や欲求を持った人がどれくらい存在するのかを、お金をかけてアンケートなどして調べる感じだろう。商品が売れる根拠となるデータが事前にあったほうが安心だ。

お金かけて商品をつくって在庫抱えたのに買いたい人がいないと大損だから。

でも、それは行政書士に関してはあまり当てはまらない。

だって行政書士の仕事はサービスの提供で製品の在庫を抱えないからだ。

サービスが売れなかったら自分の企画作成にかけた労力が無駄になるけど、次に生かせるという意味では完全に無駄でもない。

そのロスを嫌がってコストかけて市場調査する意味はあまりなさそう。(※個人の感想です)

 

 

 

 

 

 

2、商品(サービス)企画

マーケティングの中ではここが最重要だと思う。
自分ならではの観点で顧客ニーズをイメージし、サービスを企画立案するのだ。
例えば
「田舎は交通手段も限られてるから、足腰の弱い高齢者は移動に苦労してそう。ウチの田舎の両親も困ってた。」
「遺言書を作りたいと思っても、本人が直接移動できないと難しいケースは多い。自筆遺言書の保管で法務局に行ったりとか。」
「じゃあ、移動送迎サービスも込みで楽に遺言書作成ができるサービスはどうだろう?」
 
…といった感じ。
 
この企画立案のタイミングでの市場調査はかなり有効だと思う。
具体的な企画案があれば、精度の高いデータが顧客から得られるからだ。
 
それを元にやってみる価値があるか?報酬はいくらが良いか?などを判断できる。
 
商品の企画内容で勝負するべきと思う理由はもう一つある。
新規参入者は実績やブランドでは先行者に太刀打ちできないからだ。
同じような企画・サービスなら、顧客は実績やブランドがある行政書士を選ぶに決まっている。
自分が顧客でも間違いなくそうする。
間違っても同じ土俵で勝負してはいけない。

3、商品開発

価値ありと判断できたら具体的にどういう流れでサービス(実務)を提供するのかを詰めていく。

詰めた結果、現実的に難しいとなったら開発中止で2へ戻ることになる。

 

最初にこの実務訓練を積むべきという意見もあるが、自分はあまり賛同できない。

実務を積んでも「オリジナルな商品企画」ができなければ、

やらされ仕事に追われるサラリーマンと大して変わらないと思うからだ。(※個人の感想です)

 

4、広告宣伝活動・プロモーション

完成したら商品をターゲットとなる顧客に対して広告宣伝する。

2の商品企画の段階でターゲットが明確になっていれば、有効な宣伝方法も考えやすい。

ネットリテラシーの低い高齢者がターゲット顧客なのに、ネット広告しても効果は薄いだろう、とか。

 

 

以上の考察の結果、

行政書士における「マーケティング」とは主に商品(サービス)企画のことであると結論づけました。