Lifestyles Of Health And Sustainability
この略語がロハスといいます。みなさんもどこかで聞いたことがあるフレーズではないかなあと思います。この言葉を直訳すると「健康で持続可能なライフスタイル」という意味になります。アメリカのとある著名な社会学者と心理学者が提唱したものです。
以前、スローライフ・地産地消やエコライフといった言葉が流行り始めた時期がありました。ロハスというものは、この流れを継承して、以前より更にスタイリッシュに生活を楽しみながら健康や環境に対しての意識を高めていこうという運動です。現在のオーガニックヨガ・ヒーリング音楽・エコツーリズム等のブームもロハスの現れであります。
この対極に位置するのがM社を代表とするファーストフード産業などであると思います。
このまま、この産業が人々の健康や地球環境に配慮しない経営スタイルを貫いていくとすれば、それはとても不幸な事であると感じます。
昔、このような話を聞いた記憶があります。
「M社のハンバーガー一つ食べる毎に、世界の森林が学校の校庭一つ分だけ減る」
この喩えがどのくらい信用できるものであるかは判りませんが、実際森林破壊などに一役買っているのは事実なのだろうなあと子ども心にもファーストフードに抵抗を感じていた記憶があります。
確かにファーストフードは手軽で便利です。時間やお金が無い時に気楽に利用したくなる気持もわかります。しかし、その分のツケというものは確実に蓄積されていき、それが未来に遺されていくという事実を忘れてはなりません。
普段、私達が気楽に利用するファーストフードは1食500円程度で済みます。便利で手軽です。
しかし、産地のものを仕入れ、料理人が手間隙かけて仕込み、適量を適時提供するスタイルのスローフードを利用すれば、その2倍近くの値段になります。実は、食事というものは、ちゃんとした物をちゃんとした人が作るとなるとこれくらいお金がかかるという事が普通なのです。
これからの未来の事を考えると、ほんのちょっと食事の拠り所を換えることで健康や環境など為になると考えれば安い投資ではないかと思います。
さあ、皆さんも4月から新しいライフスタイルを試してみてはいかがでしょうか。
参考:『朝日キーワード2006』、朝日新聞社、「想定の範囲内」関連用語より