ブログを更新するのを怠ってしまっていた。
あえて特筆すべき『何か』が起きていないというのが理由だったりするのだが
『何か』が起きなくても、普段の日常を綴るのがブログだという意見もある。
結論から言えば、マメさが足らんということか。
日常を書こうではないか。
昨日はパップコーン芦沢と一緒に、新宿バルト9にて
話題の映画『インセプション』を観に行った。
![安井順平 オフィシャルブログ powered by Ameba-100816_2320~01.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20100816/23/yasuijunpei/aa/c9/j/t02200293_0240032010697555329.jpg?caw=800)
主演はレオナルド・ディカプリオである。
しかし、僕を引きつけたのは、『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督がオリジナルの脚本で描くSFアクションだということだ。
2時間30分という長い上演時間だったが面白かった。堪能させていただいた。
まず、映像がすごい。
夢の世界の建造物が上に歪んで覆いかぶさってくるシーンはかっこいい!
映像もさることながら、コンセプトや設定がちゃんと練られているため、極端なストーリー上の違和感がほとんどないのだ。そのへんの整合性がノーラン監督っぽいなと。
夢には意識の深さの差で階層があり、しかも深層意識に近い程、時間の進みが早いという独自の設定は素晴らしい。
(余談だがイキウメの前川氏は、夢に階層があるとしたらという設定の舞台をすでにやっているのだ。ノーランと同じ発想恐るべし!)
他にもシブいところで
強い睡眠薬で眠っている場合、夢の中で死んでしまうと虚無に落ちるという設定だとか、夢の上階層が下階層に影響を少なからず受ける設定だとか、そういうとこは僕好みでした。
役者陣もみんなうまい人ばかりで良かったです。
渡辺謙さんも素晴らしい存在感でした。
興味ある方は是非!
途中、尿意で集中できなくなることがないように、事前のトイレはマストである。
地獄のような尿意と闘いながら鑑賞した僕が言うのだから間違いない。