水戸までドライブしてきました。
初めての水戸。



まずは水戸八幡宮で重要文化財に指定されている本堂と、樹齢700年の御神木である銀杏にご挨拶。



静かで澄んでいて、良い時間を過ごせました。



…厳かな時を過ごしていても、人間はお腹空くんですね…



水戸八幡宮の近くにある『中川楼』さん。予約はしておらず飛び込みでしたが快くご対応いただけました。
創業は文政5年(1822年)。維新の志士や横山大観、小川芋銭、板谷波山、舟橋聖一といった文人墨客が数多く訪れていたそうです。



全室個室のようで、長細い廊下を進み、奥のお部屋に通していただきました。かわいらしい掛け軸がかけてある、こじんまりとしたシンプルな和室。嬉しいことに掘ごたつ型の席でした。


先にお伝えします。
個室だったので、いつもは小心者で写真を取れない私でも写真を撮れたはず…
でも、撮ったのは最後に食べた鰻重のみ。それも半分食べてしまってから気がついて…

美味しくて食べることに夢中でして、写真のことはきれいサッパリ忘れていましたショック!



人間なんてそんなもんです。(ウソ)



いただいた内容ですが、お通しが2品(佃煮と、鰻のキモが入った酢の物)、お刺身、うまき、うざく、白焼き、キモ焼き、鰻重、お吸い物、水菓子。
全て満足!
車でしたので、お酒をいただけなかったのが残念…



全部美味しかったのですが、個人的に印象深かったのは、うざく。
酢はキツすぎずまろやかに甘みがあり、鰻はプリプリ。鰻重や白焼きはふっくらフワフワな食感で美味しく、うざくの鰻はプリプリ。考えられていますね。



鰻重ですが、タレの味は濃くなくサッパリといただける、私好みでした。物足りない方のためにタレが用意されています。創業からの継ぎ足ししたものだそうですから180歳位のタレですねニコニコ



もう一つ印象深かったのは、水菓子の葡萄。
皮は薄くそのままいただける。普通の葡萄と違い、渋味が後味で残らず、果肉がシャキッとした爽やかな葡萄でした。むしろ葡萄とは違う果物のような印象。名前は『瀬戸ジャイアンツ』とのこと!瀬戸でジャイアンツ?ちょっと笑っしまいましたが、いつかまた絶対食べたい。
絶対に。



ごちそうさまでした♪
水戸、素敵な一日でした。