にぃには19歳、今日も元気過ぎる位にに作業所行ってます
15年前の溺水事故での出来事を思い出しながら綴っています。
思い違いなどあるかもしれませんが、必要な方に届いたら幸いです
処置室から出てICU室に入り、にぃには麻酔でぐっすり眠っています。
家族に一命をとりとめた事を電話で話し色んな方が心配になって病院まで駆けつけてくれました。
とりあえず今日は何も出来ることもないので一旦帰宅しました。
次の日、親御さんは一人ずつ入れ替わりでお部屋に入ってもらえますと看護師さんから声かけてもらえたのでICU室に入る事に…
真夏でしたが部屋の中は凄く寒くて震える位でした。
(低体温療法)
にぃにの方に近づくと至る箇所に管が繋がれモニターもあり、水を飲み込んで肺も真っ白で水抜きもしないといけない…
本当に危険な状態だったんだな
まだ今もどうなるか分からない…けど小さな子どもが生きようと頑張ってるんだから。
にぃにの顔を見ると唇が少し出血していて上前歯が綺麗な歯並びしてたのに隙っ歯になってるのを見て気管挿管するのは本当に力のいる大変な処置だったんだと。
にぃにの姿見て涙が出てくる
けど泣いてもこの現状が変わるわけでもない。
後ろ向きな事ばかり考えず前向いて生きていかないと にぃにが心配する
何よりにぃにが楽しみにしていた3人目がお腹の中にいてるのにしっかりしないと怒られてしまう
にぃにの耳元で大好きなアンパンマンの歌を泣きながらうたっていた