仕事が多忙過ぎて体を壊し、休職していました。徐々に復活しています。


ぼちぼち乳がん記を書いていこうと思います。

こちらの続きから。


再び胸のトラブルで、乳腺外科を受診する日になりました。

乳頭からの出血が悪化し、乳腺炎になってしまった…。気が重いです。

待合室に入った時、時期が5月でしたので、夏を感じさせる暑い日もあった頃です。

帽子を被った女性がマスクをして、腕にハンドタオルをかぶせていました。

暑いのにマスクと帽子(コロナが流行る遥か昔の時期)腕にハンドタオル?違和感があって失礼ですが、しげしげ見てしまったのです。

今にして思えば、抗がん剤前の診察で待っていたのだと思います。おそらくハンドタオルの下は、抗がん剤のルートが取り付けてあったのかと…

そしていずれ自分もそうなるとは、この時の私は夢にも思わなかったのです。


診察室に入って問診から始まりましたが、いつ頃から分泌物が出て、どこの病院を受診して、経過観察しつつ悪化してきた…ので、今日来院しましたと。

医師はマンモグラフィを当然すすめてきますが、この血性分泌物が出てる状態で乳房を思い切り挟んだら、血が噴き出して軽くスプラッターになると思い拒否しました。痛いのが嫌だったのも事実です。

とりあえず症状を診ますねと、上半身裸になり乳房を見た瞬間に、医師の表情が変わったのが、私にもハッキリ分かりました。

ベテラン医師には、ほとんど分かってしまった瞬間でした。